本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・電子書籍 (433ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
久々に国名シリーズ。
私が読むのが久々なだけかなー?と思ったら、本当に久々だったみたい。
やっぱり有栖川有栖先生の本は面白い。
相変わらずな火村先生とアリスの掛け合いが好き。
*
今回は前世とか占いとかが関わってくるお話。
私も前世とかは、あったら面白いなーとは思うけど、基本的には信じてない。
そして、アリスが怒ったとこで大いに共感。
私も犯罪の被害者がそういう事書かれてるのを読んで苛々した事あるから。
*
この前、ドラマ版が初回放送から3周年と言うのを見てビックリ!
もう、そんな経つんだ…。
斎藤工さんはルフィになっちゃったし、窪田正孝さんはすっかり六郎だし…。
こっちの続きもまたドラマ化しないかなー?
原作は沢山あるから、映像化には困らなそうだし!
*
あっ!
あと、江神さん版もよろしくお願いしたい!
個人的には六郎くん…じゃなかった、窪田正孝さんは学生版アリスっぽいのよ( ˘ω˘ )
-
ものすごく久しぶりの国名シリーズ、しかも長編である。国名シリーズだとかの名作「マレー鉄道の謎」以来ではないか。あとがきで火村シリーズの長編を増やしていると聞き歓喜である。
内容はオーソドックスな本格ミステリと見せかけて、最後の最後で捻ってくる。「朱色の研究」にも少し似たものを感じるが、単純なフーダニットだけに留まらないところが有栖川作品の魅力。
国名シリーズは「こじつけか?!」みたいなタイトルもあるが(本編でも言及されるが「マレー鉄道の謎」はマレー鉄道に関係ない)、今回はど直球に来ていた。本格ミステリでこの設定は興味深い。
あとは作家アリスがこれまでの作品名を列挙していく場面。なんというか不思議な感覚である。作家アリスはその作品を書いていないわけで、メタフィクション...的な遊びもあって非常に面白かった。
著者プロフィール
有栖川有栖の作品
本棚登録 :
感想 :
