マリエル・クララックの結婚【特典SS付】 (アイリスNEO) [Kindle]

  • 一迅社 (2018年9月1日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り、いよいよ結婚式を控えたマリエルとシメオン
    独身最後のデート中にトラブルに巻き込まれ、国家間の陰謀とシルヴェストル公爵の無茶振りに振り回されながらも絆を深める4巻です
    正直面白くて読み進むというよりは、いつまでこの理不尽な要求に従うのかという忍耐で、評価も限りなく2に近いです
    最終的に大団円風にまとまってましたが、こんな結婚式の思い出はイヤだし、友人とはいえ娼婦業の3人が新婦の控室に来て花嫁の仕度を手伝うというのもさすがに違うと思うし、エピローグのリュタンは作品色が変わってるし、何より耳年増のはずのマリエルが男女の閨事については全くの無垢というのもあり得なくて、この作品はもうここで終了という感想です

  • いよいよ二日後に挙式を控えた、地味な中流令嬢マリエルと近衛騎士団副団長シメオン。
    「腹黒参謀の純情、ギャップに萌えます悶えます! 未来の旦那様が大好物すぎてたまらない!」
    周囲にも祝福され、このまま幸せにゴールイン――と思っていたら、シメオンとの外出中窃盗事件に巻き込まれ、マリエルは犯人たちに連れ去られてしまい!? 
    婚約者とその周りに萌える娘の物語第四弾

  • Kindle版読了。

    流行小説家という裏の顔を持ち、日々「萌え」を追い掛けている19歳の子爵令嬢ヒロインと、ヒロインの婚約者で彼女の奇行ごと溺愛している名門伯爵家嫡男の生真面目で堅物な27歳近衛騎士団副団長ヒーローとのラブコメディ第4弾です。

    4巻では、マリエルが19歳になっていました。

    いよいよマリエルとシメオンの結婚式が2日後に迫ったある日、2人は結婚指輪を受け取りに宝飾店へ向かいます。
    結婚指輪と密かに互いを象徴する花を刻んだお揃いの眼鏡を受け取った帰りに、2人は王家が宝飾店に依頼した首飾りを巡る事件に巻き込まれてしまいます。

    …結婚式直前にもトラブルに巻き込まれるマリエルは、もしかしてトラブルメーカー?と思ってしまいました。(^_^;)
    物語には全然関係ありませんが、マリエルが勝手に名付けているシメオンの「鬼副長」という呼び方が、新選組の土方歳三を思い出させました。

    4巻では、前作の3巻には登場しなかった怪盗リュタンが活躍していて楽しかったです。
    今回も国王陛下の従兄弟で、喰えない公爵が絡んできます。
    リュタンから取り返した公爵注文の指輪は、もしかたしらリュタンが別に用意していた偽物かと期待したのですが、残念ながら本物だったようです。
    結婚式前日に指輪の謝罪の為に公爵の元へ向かったマリエル達でしたが、またもや公爵の退屈しのぎのゲームに付き合わされ、館に拘束されてしまいます。

    シメオンがお酒に弱い事実が判明します。
    一杯の食前酒で酔ってしまったシメオンが、マリエルに跪いて「愛のしもべ」発言やむっつり本音をだだ漏れさせるのをニヨニヨしながら見守ってしまいました(笑)。
    最後の公爵の問題に難なく答えるシメオンは、やっぱり有能でした。

    失くした結婚指輪の代わりに、結婚式では新調した眼鏡を交換したのが眼鏡カップルの2人らしいと思いました。
    ふと思ったのですが、もしかしたらマリエルの結婚指輪だけでもリュタンに指摘されたように流行を取り入れた物に変更するフラグなのでしょうか。
    深読みしすぎかもしれません。

    番外編はリュタン視点でした。
    光の世界で輝いているマリエルに憧れの気持ちを抱いているようです。
    そして、マリエルが人妻になっても、これからもガンガン口説いていく気持ちに変わりはないようです。

    電子限定特典SSで、マリエルは夫婦の閨の詳細を知らない無垢なお嬢さんである事が分かります。
    技女とも付き合いがある耳年増なのに、シメオンが指摘したようにやはり大切に育てられたご令嬢だったという事ですね。
    本編は結婚式で終わってしまい初夜の様子を堪能する事が出来なかったので、5巻では是非、初夜の様子を知りたいと思いました(笑)。

  • やっぱり結婚直前にも事件にまきこまれ。
    不憫な殿下の行く末もきになるし、もっとみんなマリエルに振り回されてほしいし。結婚で終わりではなくこれからが読みたいです。

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