30年後の同窓会 [DVD]

監督 : リチャード・リンクレイター 
出演 : スティーヴ・カレル  ブライアン・クランストン  ローレンス・フィッシュバーン  J・クィントン・ジョンソン  ユル・ヴァスケス  ディアナ・リード・フォスター  シシリー・タイソン 
  • Happinet
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4907953271159

感想・レビュー・書評

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  • LAST FLAG FLYING
    2017年 アメリカ 125分
    監督:リチャード・リンクレイター
    原作:ダリル・ポニクサン『Last Flag Flying』
    出演:スティーヴ・カレル/ブライアン・クランストン/ローレンス・フィッシュバーン
    http://30years-dousoukai.jp/

    2003年、妻に先立たれたばかりのドク(スティーヴ・カレル)は、さらにイラク戦争で息子を失う。戦死の知らせを受け遺体を引き取りに行く旅にドクは、30年前ベトナム戦争従軍時のかつての海兵隊の仲間で、今はバーの店主であるサル(ブライアン・クランストン)と、牧師になったミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)を訪ね同行を依頼する。しかし戦死した息子ラリーJr.の本当の死因を息子の同僚で親友のワシントンから聞かされたドクは、息子の国葬を断り故郷へ棺を運ぶと言い出し・・・。

    それにしても邦題のミスリード感が酷い。おじさんたちの珍道中ほのぼのムービー風のこのタイトルセンス、なんとかならないんだろうか。監督がリチャード・リンクレイターだと知らなければ個人的には絶対見なかった。本作のテーマは結構重い。原題の「LAST FLAG FLYING」は、当然アメリカ国旗を現しており、軍人であったラリーの葬儀の場面でもこの旗が重要なモチーフとなる。国のために死ぬとはどういうことか、この(これらの)戦争に何の意味があったのか、いろんなことを考えさせられる、たぶん反戦映画だと思う。

    当初ラリーJr.は、名誉の戦死を遂げたとしてアーリントン墓地(どうやら日本で言う靖国神社のような場所らしい)に埋葬される予定だったが、ドクはそれを拒む。軍服ではなく卒業式で着たスーツを着せて息子を埋葬したいと言う。息子の上司であった大佐が伝えてくる無意味な言葉「大統領からの哀悼の意」の空虚さ。誰が聞いても、そんなもんいらんわ顔も知らんくせに、と思う形式的な美辞麗句。名誉や誇りの価値とは?

    おじさん3人のロードムービーの道中はそれなりに和やかではある。傷心のドクを思いやる二人の友情、ノリが軽くお喋りなサルの陽気さに触発されて、昔話やくだらない下ネタ、おやじギャグ等で笑い転げ、一緒に携帯電話を買いに行って大喜びしてる様子などはとても微笑ましい。しかし沸き起こる疑問。そもそも30年間音信不通だった海兵隊の同僚を、今更なぜドクはあえてこの旅に誘ったのか。

    実は彼らは、ある事件による罪の意識を共有しており、会話の断片から少しずつそれが明かされていく。今も昔も酒飲みで女たらしで独身のサル、牧師になって妻子に恵まれるが昔は荒くれ者だったミューラーは、衛生隊員だったドク(=ドクターの意味のニックネーム)から医療用のモルヒネを横流ししてもらっていたらしきこと(おそらくそれが原因でドクは懲戒され軍法違反で服役した過去がある)、そういう彼らの悪気のない悪事が原因で苦しんで死んだ仲間がいたこと。結果、この旅は3人の償いの旅にもなる。

    「名誉の戦死」という虚飾に反発していたドク、真実を知ることが正しいと主張していたサルが、その主義を返上して、戦死した仲間の母親に嘘をつく場面が印象的だった。このエピソードを転換期にして、ドクの考えは変わっていく。そして旅の後に彼が出した答えは、息子の遺志と奇跡的に一致、つまり「正解」だった。チャーミングなおじさんたちの軽妙な会話、素直でいい味出してるワシントン、悪役(?)だけどインパクト大な大佐など、配役やキャラクターも魅力的。けして好きなジャンルではないけれど良い映画だった。エンディング曲はボブ・ディランの名曲「Not Dark Yet」

  • 30年後の同窓会
    last flag flying
    Amazon prime
    ブライアンクランストンかぁ〜「ブレイキングバッド」はほんと面白かったよ。ラストシーンが呆気なくて印象に残ってる。
    フィッシュバーンも歳とったねぇ〜笑笑。自身は生き残ったのに息子さんは戦死か…重い話だな。
    戦死した兵士に関する物語で「テイキングチャンス」って本当に素晴らしい作品があるけど、本作はベトナム帰りの三人の戦友の再会から始まる物語だけど、30年も会ってないとはいえ、生死を共にした間柄…普通の友達とは違ってておかしくないよなぁ〜
    経緯はどうであれ米国民や米軍が戦死者に示す敬意は実に素晴らしいんですよね。国のために戦った英雄…そう考えているのがよく分かるんです。
    自分の息子が兵士になって他国に戦争に派兵され戦死する…それって残された家族にはどんな感じなんだろうか?残念で悲しくて辛いだろうなぁ〜自分の気持ちを何処に置いて良いのか分からなくなって、嘗ての戦友に助けを求めた…同じ死線を潜り抜けた戦友だもん本当に頼れる唯一の選択だったんだろう。しかし様式だったり正装の美しさが労いや敬意を十二分に表現していますよねぇ。国のために戦う者たちへの敬意を僕たちにしっかり意識して持っていたいと思う作品でした。とても良い作品だった。

  • 途中、退屈して早送りで視聴。
    海兵隊の同じ部隊にいたってことでイラク戦争で戦死した息子の遺体を引き取りにいく旅に同行してほしいと頼むス ティーヴ・カレル が主人公。
    なぜふたりを誘ったとかといえば海兵隊時代の借り?があったからなのか息子は戦死ではなく、コーラを買いに行った先で銃撃されての死を名誉ある立派な死と真実を曲げて伝える軍。
    やんちゃ親父で人情に厚いサル(ブライアン・クランストン)のキャラクターが好きだった。


    監督 : リチャード・リンクレイター
    出演 : ス ティーヴ・カレル ブライアン・クランストン ローレンス・フィッシュバーン J・クィントン・ジョンソン ユル・ヴァスケス ディアナ・リード・フォスター シシリー・タイソン

  • 途中から。今度はちゃんと頭から観たい作品


    再視聴済みーーーー
    30年、その期間にどれだけ変化があったろう
    彼の犯したこととはなんだったろんだろう。
    自分が年を重ねたとき、
    数十年前の自分と対峙することになるんだろうな

    男性同士の関係に、率直な「労り」が描かれるようになった。良いなぁ

  • ベトナム戦争を一緒に戦った3人が、30年ぶりに再開します。30年の歳月は3人を変えます。当然ですが、未だに戦争を引きづり酒浸りのやつ、戦争を過去のものとして生き直しているやつ、妻を亡くし一人息子を湾岸戦争で亡くした奴。3人が、ある事情で旅をします。3人ともベトナムでの傷を払拭できませんが、時間とともに当時の3人に戻り馬鹿騒ぎをしたりお互いを労ったり、笑えて泣けて、でも、戦争を考えさせてくれる映画でした。主人公達と同年齢の自分には会いたい友は、いるのか考えさせられました。

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