七月に流れる花 (講談社タイガ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 雰囲気だけでも好きになれた。子供っぽい恐怖に、懐かしさを感じられる。

  • 久々に読んだ恩田陸。こういうクローズドな空間の学園モノ、やっぱり好きです。大人と子供の間の少女たちのみずみずしさというか、透明感というか。
    対?になるものまで読んで判断したい。

  • 『八月は冷たい城』と共に読了。

    それぞれの話は少し短めですが、真実を知らない側と知っている側、それぞれの恐ろしさと切なさがグッとくる。

    でも、少し物足りなかったかなぁ…。

  • 初読。kindle。初期の少年少女を描いた作品を思い出させる雰囲気。謎があり、個性的な大人びた子供がいて、ラストは勇気をもって未来に踏み出していく。少女たちが林間学校に集められた原因となる設定も面白いし、残された謎も多くてまだまだ続編が書けそう。

  • Kinoppyの50%還元につられて買ってみたら『8月は冷たい城』が連作だった。ガッツリ釣られた感。よって、8月の方に感想は書く。

  • 二作で対になる恩田陸作品と聞いて購入。

    前半の謎が謎を呼ぶルールと主人公の動揺が良い。
    また、終盤で複数の謎の回収と残りの謎の次作品への引き継ぎがきれいにできているので、安心した。

    「朝日のようにさわやかに」に入ってる「淋しいお城」を読み返したい。

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著者プロフィール

1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞を受賞。06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞を受賞。07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞を受賞する。

「2023年 『ドミノin上海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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