映画大好きポンポさん2 (MFC ジーンピクシブシリーズ) [Kindle]
- KADOKAWA (2018年9月27日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (183ページ)
感想・レビュー・書評
-
シリーズ2冊目、開始早々の見開きオープニングタイトルバックが良いね▲アクション超大作続編の「PART2」監督オファーが舞い込んだ!潤沢な予算と豪華な現場にびっくりだったが…▼プロフェッショナルなお仕事をするか?シネフィル(映画狂)でいるか?ここは現実ならぬニャリウッド‼テクニカルに走りロックしようが、今回も見せたい相手はポンポさん。こりゃあ責任を取ってあげるしかないよね。ペーターゼンさんの言うことがこの世界の真理なのだから。修行、仲間との協力、ミスティアの頑張り、滾るバトル!構図良しで大興奮(2018年)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
黒髪ミスティアは正義なんだよなあ。映画へ一直線のジーン君のプライドのなさも凄い(褒め)けど、1巻では分からなかったミスティアさんの思いも見れるのがお気に入り。
-
コルベット監督「ジーン君はきっとどこまで行ってもただの映画ファンのまんまだよ。それがいいんだ」「ファンっていうのはファナティック、熱狂的に好きってことでしょ。あらゆる創作物は好きって感情から生まれる。映画もまた然り。常軌を逸した好きが常軌を逸した作品を生む。好きの詰まってない映画なんて存在する価値がないよ。だからジーン君は映画ファンのままでいいんだ」
ペーターゼン「わしの知る限り飛び抜けた映画を撮る監督ははた迷惑な奴ばかりじゃったぞ。まともな奴はまともな映画しか撮れんからのう」「映画監督なんて人間として全部間違っていてもよい映画を撮れるという一点において正しければそれでいいんじゃ」
ポンポさん「すべての物語は過去の物語の影響を受けて創られたものよ。最初はモノマネでも書いていくうちに嫌でも個性は出てくるわ」「もし『完全にオリジナルな物語』なんてものがこの世に存在すると思ってる奴がいたら、そいつはただの無知かバカね」「君も映画監督なら憶えておきなさい。フィルムに焼き付いた制作者の魂は時を超えて血統のごとく次の世代に受け継がれていくものなのよ」
ポンポさん「脚本を書く、つまり物語を作るときに最初に決めるのは『舞台』と『感情』よ」「ドラマを生むのは人ではなく感情」「たとえば、戦場(舞台)×信じる心(感情)、この2つの要素だけでもうドラマが見えてくるでしょ?」「他にも、病院(舞台)×愛する心(感情)、みたいな感じね」「こんなふうに舞台と人物だけじゃまだちょっとドラマになる要素が足りないでしょ? 学校(舞台)×ジョナサン(人物)」 -
一巻より好みだこれ。ジーンくんの自我があって、周りの人も自分の意思で動いていて。物語が好み。
-
ジーンが我を出してて1巻より好きだ
-
2巻は大衆性というテーマで、落ちが神がかっていました. ある意味ラスボス登場というか
表紙は「ゴッドファーザー part II」だと思いますが、映画の観客席にも見えます
天才たちが持ち技を発揮、というだけでなく、2巻では女優のミスティアさんが諸方に頭を下げてプロデュース業するのが良かったです
超人の無双でなく「いきなり初めてのことにチャレンジするけど、それは以前から密かにやりたいと思っていたことだった」という活躍のさせ方があるんだな、と思いました