ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2018年9月22日発売)


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本 ・電子書籍 (219ページ)
感想・レビュー・書評
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audible 。前シリーズは結構長きにわたって楽しく読んでいたので栞子と大輔の子ども扉子の登場する今作も楽しみでした。三上延の本をめぐるミステリーはホッとする時間をくれます。
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Kindle Unlimitedで読了
ビブリア古書堂の事件手帖の後日譚。
栞子さんと大輔くんの新婚生活を背景に、これまで登場した人物を主人公にしたスピンオフなどが収録されている。全部で3巻。その1巻目。お風呂入って上がって来たら、つい読んじゃった。
娘の扉子ちゃんに語っているという体をとっている。可愛い子だし、幸せそうだけど、もうちょっとちゃんと躾たほうがいい、と思っていたら、最終話でやっぱり扉子ちゃん、やらかしている。ああ、もう。お話としては、北原白秋の「からたちの花」にまつわる、坂口さんの話。刑務所を出てから、コツコツと努力を重ね、ようやく幸せになりつつある坂口夫妻。とても好きなカップルだったので、読めて良かった。もう一人のおじさまキャラ、志田さんも、妻とヨリが戻って、苦労はあるようだが、幸福そうだ。
最終話に収録されていたのは、本編最後の敵役、吉田の息子の話。苦くつらい話だが、扉子ちゃんのおいたに、本気で怒るところ、骨董商としての真剣さやプライドが見えて、好きだった。彼ら親子がビブリア古書堂を恨むのは、筋が違うが、負けた人間には負けた人間の苦味がある。大人の小説だよな、と思う。良い小説だけど、これが巻末なのはビターすぎるかな。
今回読んだことある本は、「雪の断章」と「もめん随筆」だけ。私もまだまだだ。 -
次巻以降を読む為に再読。
本を題材にして様々な物語を読めるので良い。
内容もほぼ忘れていたので、再度新鮮な気持ちで読めた。 -
ビブリアの続編で、なんと栞子さんと大輔さんの子どもが出てきます。北鎌倉のゆったり、まったりとした空気の中で紡がれる物語が好きなんですよね。個人的にはしのぶちゃんとまさくんが好きなので、出てきてくれて嬉しい♪
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古書にまつわるミステリーで、シリーズものです。
ミステリーでも人は死にません。代わりに、タイトルにあるように古書が、しかも実在するものがたくさん出てきます。
太宰治の「晩年」とか、宮沢賢治の「春と修羅」江戸川乱歩の「少年探偵団シリーズ(学校の図書室にあったのでは?)」とか知ってるものもありますし、全然知らないものもあります。
で、ついに自分が持ってるものが出てきてしまいました。
作中書かれている本の表紙の特徴とかも当てはまります。
「雪の断章」。中学校くらいのとき、読んでたものです。
残ってたのも多少驚きですが、これが古書扱いになってるのがもっとびっくりです。
そうか、古書なのか...。 -
第四話だけ良かった。
それ以外は駄作。
佐々木丸美という作家は初めて聞いた。 -
ビブリア古書堂の前作より1エピソードが短いから読みやすかった。
でも、大輔くんと栞子ちゃんのイチャイチャシーンが少ないからちょっと物足りなく感じてしまう... -
再読。栞子さんが娘の扉子に語る、本にまつわるエピソード。前作からだいぶ時が流れているが、懐かしい人達も再登場して満足。栞子さんと大輔はいつまでも初々しいカップルで良いなあ。色々な意味で栞子さんそっくりな扉子がどんな風に成長していくのかも楽しみ。
著者プロフィール
三上延の作品





