ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫) [Kindle]

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  • Kindle Unlimitedで読了

    ビブリア古書堂の事件手帖の後日譚。

    栞子さんと大輔くんの新婚生活を背景に、これまで登場した人物を主人公にしたスピンオフなどが収録されている。全部で3巻。その1巻目。お風呂入って上がって来たら、つい読んじゃった。

    娘の扉子ちゃんに語っているという体をとっている。可愛い子だし、幸せそうだけど、もうちょっとちゃんと躾たほうがいい、と思っていたら、最終話でやっぱり扉子ちゃん、やらかしている。ああ、もう。お話としては、北原白秋の「からたちの花」にまつわる、坂口さんの話。刑務所を出てから、コツコツと努力を重ね、ようやく幸せになりつつある坂口夫妻。とても好きなカップルだったので、読めて良かった。もう一人のおじさまキャラ、志田さんも、妻とヨリが戻って、苦労はあるようだが、幸福そうだ。

    最終話に収録されていたのは、本編最後の敵役、吉田の息子の話。苦くつらい話だが、扉子ちゃんのおいたに、本気で怒るところ、骨董商としての真剣さやプライドが見えて、好きだった。彼ら親子がビブリア古書堂を恨むのは、筋が違うが、負けた人間には負けた人間の苦味がある。大人の小説だよな、と思う。良い小説だけど、これが巻末なのはビターすぎるかな。

    今回読んだことある本は、「雪の断章」と「もめん随筆」だけ。私もまだまだだ。

  • 次巻以降を読む為に再読。
    本を題材にして様々な物語を読めるので良い。
    内容もほぼ忘れていたので、再度新鮮な気持ちで読めた。

  • 昨年「7」でシリーズファイナルを迎えた
    ビブリア古書堂シリーズの7年後。栞子さんと大輔さんは
    無事に結婚、生まれた子どもの名前は「扉子」。そういう
    布陣でスタートした後日譚なのだけど・・・。

    実際には「母が娘に過去を語って聞かせる」という形で展
    開するこれまで同様の連作短編(^^;)。まぁ、卑怯だと言え
    なくも無い手法なのだが、これまでとテイストの同じ「本」
    にまつわるエピソードを読ませてくれる、という事実に対
    してホッとしている自分が。まぁ、好きなんだよね、この
    シリーズが(^^;)。

    特に面白かったのが、まさかの「ゲーム雑誌」を取り上げ
    た2話目。高尚な文学作品から、この手のジャンルまで差別
    せずに掘り下げるのが三上延の真骨頂。各種の「本」が好
    きな人なら絶対に引き込まれる世界をキッチリと構築出来
    るのは、この作家だけが持っているモノだと思う。

    かなり大変だったシリーズ本作が終わっても、こういう形
    で「続き」を読ませてくれるのは本当に嬉しい。以降も無
    理せず、丁度良いペースで新たなエピソードを書いてくれ
    るといいな、本当に。

  • ビブリア古書堂シリーズ
    前作で一つ終了したシリーズの後日談

    無事に栞子さんと大輔が結婚し
    扉子という娘が生まれ。

    栞子さんが娘に語って聞かせるというスタイルで
    「物語にまつわるお話」

    幸せそうでよかった!(笑)

  •  中学生のときに出会って良かったと感じる大好きなシリーズの続編。 ビブリオミステリーの要素は相変わらず面白い。ただ大輔と栞子の恋模様が一段落してしまっているため、このカップルが大好きな自分としては少し物足りないと感じた。

  • 本編とは異なり、大輔ではない視点での話が読めるのは良い。
    オチのつき方も様々。
    純真な扉子には癒やされる。

  • 栞子編エピローグ兼、扉子編プロローグという感じ。
    古書を通じた人情物は相変わらずだけどミステリ感は弱め。初期はもっと謎解きしてたっけ?(別にこの作品に求めてないけど)

  • 最初の頃の軽快さに戻ってとても読みやすかった。過去のシリーズの話がところどころあって、なんだったっけ?とはなるともののそれがわからないと話がわからないわけではないので、初めて読む人でも入りやすそう。

  • 横溝正史、映画はいくつか観たことあるけど、小説は読んだことないかも。
    話の中に出てくるのでなくてもいいので、映画で観たことあるのでいいから読んでみようかしらん。

  • 後日譚とかサイドストーリーと見ることもできるけど、単純に第二章ぐらいの感じで間違いないと思う。

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著者プロフィール

『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズが累計700万部を超えるベストセラーとなる。同シリーズで、文庫作品初の『本屋大賞』候補、『本の雑誌』が選ぶ「この40年の書籍 第1位」に選ばれるなど、幅広い層からの支持を集める。

「2022年 『ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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