新版 増補 共産主義の系譜 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしい本だった。これを学部生の頃に読みたかったな。当時理解できたかは甚だ疑問だが。

    いまさら共産主義を目指そうとは思わないが、知識を持つことは大切だと思う。これは「共産主義」についての理解というよりも「近代」に対する理解というべきだろう。

    「モダンとは何なのか」について、知的遊戯にするにはまだ歴史は生々しいだろう。まだあと100年は、まず最初に共産主義を俯瞰してみるというアプローチは有効に思うし、歴史になった今だからこそできるといえる。
    だから学部生の頃に、なのだけど、やっぱり難しかっただろうなあ。

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著者プロフィール

猪木正道

一九一四(大正三)年、京都市生まれ。東京大学経済学部卒、三菱信託株式会社、三菱経済研究所を経て戦後、成蹊大学教授、京都大学教授、防衛大学校長、青山学院大学教授を歴任。京都大学名誉教授、平和・安全保障研究所顧問などを務めた。主な著書に『ロシア革命史』『ドイツ共産党史』『政治変動論』『共産主義の系譜』『独裁の政治思想』『評伝 吉田茂』(全三巻)『私の二十世紀――猪木正道回顧録』『猪木正道著作集』(全五巻)などがある。

「2021年 『軍国日本の興亡 日清戦争から日中戦争へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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