働き方 完全無双 [Kindle]

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  • 大和書房 (2018年4月12日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    2ちゃんねる創業者ひろゆきが考える「働き方」とは一体。3年以上前に出版された本だが、日本のこれからなど、的確に現状を得た本であった。日本は先進国で後進国であるが、その差はますます広がる一方である。日本という島国の中の文化に目を付けて、観光業を中心に力を入れるしかないのか…。「働き方」と書かれているが、ほとんど、日本の考えの否定的な部分と、これからは、働く人と、働かなくても生きていく人に分かれるだろうという意見に帰着する。
    【アクションプラン】
    ・「新しいこと」にはとにかくつっこむ。特に無料でできるサービスは開始されたら迷わず手を付ける。
    ・ひろゆきおすすめの映画を見る。そのため、自分の時間を捻出する。

  • 短い営業トークで記憶に残すのであれば高い声で攻めるようにして、長い商談やプレゼンをするのであれば低い声で話したほうがいい。
    ここだけ重要。

  • この本を読んで、働き方というか生き方を変える必要があると考えさせられました。
    会社員として働いていると、個人としてあまり考えないが、この本は個人としての生き方が書いてある。
    今まで安定な会社での生活を求めていたが、会社はなくなることが前提として考えた方が良い。頑張ってもなくなる会社はなくなると割り切って生きていこうと思えた。
    また、ダメなら居場所を変えることも重要であることを思い知らされた。
    これからはやりたいことを優先して、生き方を考えていきたい。

  • 特に印象なし。ベーシックインカムの話。

  • 生きる上でドライに割り切る必要もありますね。

  • 個人の働き方から今後の日本の行く末まで、ひろゆきさんの鋭くユニークな視点は、思考のトレーニングにもなりました。

  • 変わらなければ生き残れない。特に「攻め方」と「守り方」に分けて、今の日本と日本の若者に向けたメッセージ性の高い1冊でした。大局的な視点を学べます。

  • 2021/5/28読了

  • <感想>
    2chの創設者として有名なひろゆき氏の著書。こじつけっぽい話や強引な論理展開も少なくないが、「こんな視点もあるのか」というリフレーミング効果に富んでいる。
    思考と感情を明確に分けているようで、氏の話を読んでいると、自分が「感情を汲み取るのが正しい人間」と漠然と感じていることに気づかされる。そして日本は思考より感情を優先する文化であることにも気づかされるのだ。
    参考にするのは怖いが、独りで考えていて行き詰ったら手に取りたい。頭がマッサージされる感覚がある。

    <アンダーライン>
    ★世界史を学ぶと、世界で覇者になる民族がいくつか現れますが、それは彼らが優れた能力を持っていたからではなく、地政学的に有利な場所にいたこごが要因として大きいのです。つまり、「たまたま、そこにいたから勝てた」のです。
    ★★★生活保護は、「権利」として認められているわけですからたとえばアメリカやフランスでは、「私は自分の権利を追求しているだけです」という考え方があるだけです。個人は権利を追い求め、その代わり、社会のことは政治家が決めなくてはいけない。そう切り分けて考えるのが当たり前なのです。
    ★★★★バッシングをされると、「他者が参入してこない」というメリットもあります。
    ★★★参入障壁が上がることほどオイシイことはありません。
    ★ちなみに僕の場合、「承認されないこと」のほうが好きです。海外旅行が好きなのも、そこで何者でもない状態になれるからです。
    ★人って、接点を持ったときに笑顔で挨拶しておかないと、違和感が残ったままなんですよね。
    ★事業をやる場合、「毎日必ず100円をくれる人」のほうを大事に扱わなくてはいけません。
    ★どこか日本人には、お金持ちの足を引っ張れば、自分の取り分が増える感覚があるのかもしれません。
    ★★僕は、人のあら探しが好きなので、契約書を交わすときも、「その人が悪意を持って行動するとしたら何をやるだろう?」という視点で考えるようにしています。

  • ふむ

  • Youtube本要約チャンネルで何百冊と本を読んでいる方がおすすめしていたので読んでみた。ひろゆき氏をネットやYoutubeで見かけたときに、この人はどういう思考プロセスで意見を言っているのだろうと気になっていたので、自分が思いつかないようなことを考えている人の考え方を垣間見れた気がする。

    本書では個人として、日本として生き残る方法が書かれている。個人としてはスキルに加えて(スキルは誰でも身に着けられるため)、有利なポジションと専門性を持っておくことが大事と書いてある。新しいものはまず試してみて「たまたま」の利益を享受する、だめだったらまた次のことをやってみる。

    もう日本は大企業に勤めていればOKという時代ではなくなってきているし、今後は個人として何ができるのかがより重要視されてくると思う。自分の軸をもって働くことが重要なのだなと。とりあえず経皮的な意味で会社立ち上げとくとか笑。

    ひろゆき氏はこのまま行けば日本はオワコンと言っている。技術力は高いしサービスもピカイチだけど、技術力だけで言えば日本でないと作れない価値などは今後どんどん薄れていく恐れがあるため、職人さんたちの知識と経験を全てプログラム化すればそのポジションは延命できる点は賛成。それでもざっくりだけど、日本のためになることをなにかしたいなぁ。


    個人的に好きな内容メモ
    ・成功者の椅子を奪うのではなく椅子を増やすことに努める。
    ・個人として、ワンチャンを狙いながら幸せを目指すという生き方です。「働き方」にフォーカスをして、一発逆転を狙えるようにする。
    ・個人の「攻め方」 「守り方」をマスターし、企業の「論理」を身につけて、業界としてよりよい環境」に身を置くこれこそが、本書の目指す 「働き方 完全無双」です
    ・今から4時間だけ好きなゲームをやって、その後、17時に1枚だけ作業する」というこルールを設定することはありません。とにします。ここでのポイントは、できるだけ自分に甘いルールにしておくことです。そうすると、1枚だけ作業してしまえば、「もう1枚くらいやっておくか」となり、少しずつ作業が前に進み出します。
    ・世界でお金を持っている人たちに日本国内で外貨を落としてもらうために、日本ならではの「観光」事業に力を 入れ、 ホテルなどの一流向けサービス」を充実させ、かつ、単純に「安い外国人労働者」を国内に増やさない、ということをあげてやっていく、ということ
    ・日本が、パイを奪い合う競争から降りて、パイを増やすほうの道を選ぶ

  • 多分世界と日本の見方は同じなんだと思うけど,何かが足りないのよね。個人もとりあえず会社を持っとくというのはヒントになりましたが。

  • 日本は足を引っ張りあう文化。
    確かにそうだ。何か変わったこと、訳が分からない事をやっている人については、とりあえず否定して叩いておく。
    「そこは変えていかないと」と言っても、なかなか変えられないのが文化なのだ。
    ではどうするか?
    結局は上手く攻撃をかわして、ストレスをため込まないようにするしかない。
    ブラック企業への対応もそう。
    パワハラ上司への対応もそう。
    そしてその中で、やっぱり人と違う事を粛々と狙って行うしかないのだ。
    負担にならない程度に、目立たず、ちゃっかりと、たまたまそこにいる。
    そうすれば、案外とチャンスが巡ってきたりする。
    これからの世界がどうなっていくかは、結構予想できるはずだ。
    今の会社の今の業態がそのまま継続していくはずはないのだ。
    そういう社会で、どうやって負けないように無双化していくのか。
    「他者といかに違うか」が、これから価値があるのは、当然のことだ。
    著者自身が若い頃に成功(才能もあるが、たまたまの運もあった)したからこそ、普通の他者と同質化を強いられるサラリーマンの気持ちは分からないかもしれない。
    でも一歩引いて見ている世界は、案外正しいのかもしれない。
    そんな事を考えさせられる本だった。
    (2019/4/29)

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著者プロフィール

ひろゆき(西村博之)
1976年生まれ、東京都・赤羽育ち。中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。自身のYouTubeチャンネルの登録者数は160万人、Twitterのフォロワー数は230万人を突破。 主な著書に、『論破力』(朝日新書)、『1%の努力』(ダイヤモンド社)、『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』(三笠書房)、『無敵の独学術』(宝島社)などがある。

「2023年 『ひろゆきツアーズ 世界ぐるっと物見遊山の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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