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感想・レビュー・書評
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【感想】
2ちゃんねる創業者ひろゆきが考える「働き方」とは一体。3年以上前に出版された本だが、日本のこれからなど、的確に現状を得た本であった。日本は先進国で後進国であるが、その差はますます広がる一方である。日本という島国の中の文化に目を付けて、観光業を中心に力を入れるしかないのか…。「働き方」と書かれているが、ほとんど、日本の考えの否定的な部分と、これからは、働く人と、働かなくても生きていく人に分かれるだろうという意見に帰着する。
【アクションプラン】
・「新しいこと」にはとにかくつっこむ。特に無料でできるサービスは開始されたら迷わず手を付ける。
・ひろゆきおすすめの映画を見る。そのため、自分の時間を捻出する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短い営業トークで記憶に残すのであれば高い声で攻めるようにして、長い商談やプレゼンをするのであれば低い声で話したほうがいい。
ここだけ重要。 -
この本を読んで、働き方というか生き方を変える必要があると考えさせられました。
会社員として働いていると、個人としてあまり考えないが、この本は個人としての生き方が書いてある。
今まで安定な会社での生活を求めていたが、会社はなくなることが前提として考えた方が良い。頑張ってもなくなる会社はなくなると割り切って生きていこうと思えた。
また、ダメなら居場所を変えることも重要であることを思い知らされた。
これからはやりたいことを優先して、生き方を考えていきたい。 -
特に印象なし。ベーシックインカムの話。
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生きる上でドライに割り切る必要もありますね。
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個人の働き方から今後の日本の行く末まで、ひろゆきさんの鋭くユニークな視点は、思考のトレーニングにもなりました。
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変わらなければ生き残れない。特に「攻め方」と「守り方」に分けて、今の日本と日本の若者に向けたメッセージ性の高い1冊でした。大局的な視点を学べます。
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2021/5/28読了
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<感想>
2chの創設者として有名なひろゆき氏の著書。こじつけっぽい話や強引な論理展開も少なくないが、「こんな視点もあるのか」というリフレーミング効果に富んでいる。
思考と感情を明確に分けているようで、氏の話を読んでいると、自分が「感情を汲み取るのが正しい人間」と漠然と感じていることに気づかされる。そして日本は思考より感情を優先する文化であることにも気づかされるのだ。
参考にするのは怖いが、独りで考えていて行き詰ったら手に取りたい。頭がマッサージされる感覚がある。
<アンダーライン>
★世界史を学ぶと、世界で覇者になる民族がいくつか現れますが、それは彼らが優れた能力を持っていたからではなく、地政学的に有利な場所にいたこごが要因として大きいのです。つまり、「たまたま、そこにいたから勝てた」のです。
★★★生活保護は、「権利」として認められているわけですからたとえばアメリカやフランスでは、「私は自分の権利を追求しているだけです」という考え方があるだけです。個人は権利を追い求め、その代わり、社会のことは政治家が決めなくてはいけない。そう切り分けて考えるのが当たり前なのです。
★★★★バッシングをされると、「他者が参入してこない」というメリットもあります。
★★★参入障壁が上がることほどオイシイことはありません。
★ちなみに僕の場合、「承認されないこと」のほうが好きです。海外旅行が好きなのも、そこで何者でもない状態になれるからです。
★人って、接点を持ったときに笑顔で挨拶しておかないと、違和感が残ったままなんですよね。
★事業をやる場合、「毎日必ず100円をくれる人」のほうを大事に扱わなくてはいけません。
★どこか日本人には、お金持ちの足を引っ張れば、自分の取り分が増える感覚があるのかもしれません。
★★僕は、人のあら探しが好きなので、契約書を交わすときも、「その人が悪意を持って行動するとしたら何をやるだろう?」という視点で考えるようにしています。