天才はあきらめた (朝日文庫) [Kindle]

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (189ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 今話題の南海キャンディーズの「山ちゃん」のエッセイ。

    そう、彼は天才ではない。
    とにかく性格が悪く、しつこく、劣等感のかたまりで、
    人を妬んでばかり。

    でも、そのエネルギーをつねに「改善」のエネルギーに変えている。

    これまでの相方との何回もの衝突、解散。

    そして、新しい相方「しずちゃん」と出会い、これもまたイライラしながら、少しずつ前進していく。

    ここまで、自分を客観的に見て「改善」できるだろうか??

    なかなか、人はここまで自分を変えられない。
    そう、山ちゃんはやっぱりそういう意味で、「天才」なんでしょうね。

  • 著者はどう考えても努力の天才だと思う。あの手この手で自分を奮起させる姿勢、並の人間には真似できないと思う。

    「腐るのではなく全てをパワーに変換する」、「自分ができないところを見つけては自分を責めるということが、無意識に逃げる理由ができて居心地が良かったということ」などなど、仕事がうまくいかなくて悩んでいた自分にとって、まだまだ自分って甘いんだなと痛感させられる言葉が多々あった。と同時に、芸能界の厳しさもよくわかった。華やかなテレビの裏には、周囲の辛辣な言動や、賞レースへのプレッシャーなどいろいろな試練がある。だが、支えてくれる相方、先輩、マネージャーがいる。だからこそやっていける。自分を奮い立たせ、努力に努力を重ねるだけでなく、よい人にも巡り合う。それら全て含めて、著者の力なんだろう。

  • 自分はまだまだ努力が足りないと思えた。読んで良かった本。

  • 嫉妬心・負のエネルギーの使い方。

  • あえて母の本棚へカテゴライズ。
    我が家の受験生にぜひ読ませたい。
    才能は努力で補える。
    というか、努力できる才能というのもあるのではないかと思う。
    山ちゃんは「ネタを書く」ってことだけど、例えば絵を描いてる人、音楽やってる人、数学やってる人、どんな人にも共通していると思う。

  • 山里さんの活躍の背景には、嫉妬を上手く使ってPDCAサイクルをひたすら回してきたことが大きく関わっているのだと理解しました。

  • 山ちゃん、すごい。
    いやな奴と感じるとこもあるけれど、自分の決めた道をストイックに進む姿勢は尊敬するし、物事の捉え方や向き合い方が本当に勉強になる。

  • 山ちゃん、蒼井優と結婚!のニュースを見て勢いで買ってしまった。
    山ちゃんの幼少期から南海キャンディーズの誕生、解散の危機、現在に至るまでのエピソードが書かれている。
    笑いの天才には敵わないから、天才になることはあきらめたという山ちゃんだが。読んでてわかるけど、山ちゃんのストイックなほどの努力はもはや天才としか言いようがない。嫉妬や不安から徹底的なまでにネタを作り込み尋常じゃないくらいネタ合わせする。そのストイックさ故に相方との認識の差に苦悩し、反発する日々。
    ただし、その圧倒的なまでの努力が、誰も真似できないくらいのボキャブラリーを蓄積させ、完璧としか言えない絶妙なツッコミを生んできたのだろう。

    蒼井優が言っていた「仕事に対する姿勢が同じ所が惹かれるた」の部分が垣間見れる本書。
    読んでみてもいいかもよ。

  • お祝儀代わりに購入。
    そもそも、結婚記者会見の後のオードリー若林氏のコメントが非常に良かったので、同じく若林氏が後書きを書いているというところにも惹かれた。
    思いの外良かった。3回は泣いてしまった。
    超序盤の、受験落ちた時のお母さんの反応とか、千鳥大悟のライブの話とか、そうか、17年のM-1の裏にはそんなんあったんか。とか。
    ちなみに、メッセンジャーあいはらの話は聞いたことあったのでそこまででもなかったけど。
    正直、お笑いに詳しいわけじゃないので、山里の凄さみたいなのはよくわからんのだけどプロがプロ褒めてんだからやっぱすげぇんだろうなとは思う。
    性格は捻くれてるかもしれないけど、笑いからは逃げていない、真摯に向き合っているから同業者や、スタッフから評価されてるんだろうなぁと何となく思った。

  • 嫉妬や怒りを努力へのガソリンに転換するエネルギーすごい。かっこいい。山ちゃん結婚おめでとう!!

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著者プロフィール

芸人。1977年生まれ、千葉県出身。漫才コンビ「南海キャンディーズ」のツッコミ担当。通称、山ちゃん。関西大学文学部卒。在学中に吉本興業のタレント養成学校NSC22期生になる。2003年に「しずちゃん」こと山崎静代と南海キャンディーズを結成。2004年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞、M‐1グランプリ2004準優勝。2018年コンビとして初の単独ライブ「他力本願」を開催。著書に『ニュースがもっとよくわかる本』(池上彰と共著、海竜社)、『天才はあきらめた』(朝日文庫)など。

「2019年 『生! 池上彰×山里亮太 深読みニュース道場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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