二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(3) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ①受験の参考書である
    ②受験産業側から見た動きと言いながら絶対に受験生にも役に立ちそう。
    ③とりあえず参考にしよう

  •  佐倉は「『将来の夢』って作文どう書けばいい?」と問われて、戸惑う。困難があっても「自分で選んだ道だから」と思えるのは大事だが、あたかも《ケアレスミスをなくすは、反復練習しかない》のように、職につけば最初はルーティンワークが待っているんじゃないかな。
    「決められない、その気持ちを書けばいいんじゃないかな」それがアドバイス?
     彼女の示唆で黒木は鉄道ファンの加藤匠とその両親に「男子校なら鉄オタ部活動も盛んですよ」とモチベーションを与えた。
     希望上位の「ユーチューバー」「プロゲーマー」なんて職業が十年後あるとは断言できないが、「決められない」「その時になれば、何か新しい職種があるだろう」
     男児のサッカー、野球選手志望は情けない/両親の希望の1位は、子が見向きもしない「公務員」、女児への希望の2位が「介護士」であるのは自身の老後期待?/流行物は廃れ物、戦前の男子の圧倒的多数は職業軍人志望だった。

  • この巻は3月から7月まで。
    ・模試の過去問:算数の成績の悪い子には模試の半分のボリュームで解きなおし、の話。
    ・子供の夢を真に受けてはいけない⇒これは即刻納得でした(笑)子供の話はしょっちゅうコロコロ変わりますしねぇ。自分の子どもの頃のことを思い返してみてもw

    また、フェニックスの灰谷先生の言うことも即納得、というか一理ありますね。成長につれて夢も変わるならできるだけレベルの高い学校を目指しておけば選択の幅が広がるのは確かにそう思う。

    一方で桂先生の「高いお金をかけて手に入れたいのは「学歴」だけですか?」の問いかけも考えさせられる。

    主人公の佐倉先生と一緒に今どきの教育事情について考えることができる点はこの作品の魅力かも。

    そっか、佐倉先生のなんとなく塾の方針や指導に対する嫌悪感はおばあちゃんからきていたんですね。これぐらいの年代の特に元教師となると、塾=悪なんだろうな。

    黒木先生、ひきこもりの子となんかかかわりがあるんかな。それから善良系の橘先生との確執も表面化してきた。

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著者プロフィール

高瀬志帆:累計75万部の『おとりよせ王子 飯田好実』の他、現在はTVドラマ化が発表された『二月の勝者』(小学館)を連載中。

「2020年 『おとりよせ王子 飯田好実 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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