新潮 2018年 11 月号

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  • / ISBN・EAN: 4910049011188

感想・レビュー・書評

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  • 第160回芥川賞
    受賞作収録!
    二作同時受賞!デビュー戦をKOで勝利して以降、勝ち星がないボクサーの成長物語。

  • 芥川賞受賞作品、町屋良平「1R1分34秒」を読む。短文でテンポよく読みやすい。これだけ読んで図書館返却しようかと思ったら、滝口悠生「アイオワ日記」田中慎弥「革命の夢」柴崎友香×滝口悠生対談などもおもしろく、期限ギリギリまで拝借。

  • 「1R1分34秒」 町屋良平

    2018年下期芥川賞受賞作を読んでみた。タイトル通りボクサーの話。行間を読める人は共感できるのだろうけれど、私には「弱っちい4回戦ボクサーがグチャグチャ言っているだけ」としか。もう芥川賞作に飛びつくのはやめようかとさえ思った。
    (Ⅾ)

  • 町屋良平『1R1分34秒』タイトルだけじゃなんだろうって思って、ページをめくる。どうやらボクシングの話。こういうの苦手かもとか思いつつ読む。読む。読む。なんだ、いいやん、これ。この考えすぎて動けない主人公はワタシの知っている誰かにとても似ている気がして、親近感を持つ。友だちが1人しかいなくてとかそんな感じも。自分じゃないですよ、主人公は男の子だし。トレーナーに見捨てられウメキチがかわりになる。ウメキチは主人公よりちょっとだけ大人。でも男の子なんだよなーと思う。ボクシングっていうか、スポーツ全般に縁遠いのでよくわからないけれど、試合とかこんなにいろいろ考えたりするものなんだなぁと感心、関心する。もう1人の映画を撮る大学生の友だちは本当に賞をとったのかとっていないのか。もしも本当なら素直に喜べない嫉妬の気持ちもわかる気がする。若いことに心底嫉妬した。この作品はとても気持ちのいい作品で、好きです。芥川賞おめでとうございます!

  • 町屋良平「1R1分34秒」

    前回「しき」の方が面白かった。共通しているのは、漢字がたまにひらがなになる表現。身体を動かす主人公。「しき」は、高校生が登場。心と体の成長物語という感じで、流れがわかりやすかった。今回はわかりにくい。iphoneでとる友人の役割もよくわからない。あと、ボクシングの用語も理解が難しい。純粋に読むと、敗戦からの超回復。対戦相手の夢からの脱却、対戦相手の夢を見るのは、記憶の捏造、断絶。今後はそれをしっかり持って行こうと。
    でも、わからない作品が受賞することはよくあるので、再読が必要かもしれない。

  • 佐々木敦「これは小説ではない」はいつも通り面白い。高橋源一郎が「「文藝評論家」小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた」で書いた「文藝評論家」への哀れみも面白い。
    しかしそれよりも小林秀雄賞をとった南直哉『超越と実存』の序章部分が圧倒的に面白い。これは本を買おうかと思う。

  • 町屋良平著「1R1分34秒」をイッキに読む。考え続けてしまうプロボクサーのボクシングの話。昔ボクシングをしていた竹原ピストルのことを考えてしまう。著者はもっとメジャーになって欲しい作家のひとり。他の掲載作も時間があれば読むつもり。
    新潮新人賞作、三国美千子著「いかれころ」読了。おぉ、これは自分もうっすら知ってる昭和の田舎の話。田植えの景色の美しさとか、叔母の持ち歩く宝物の中身の種明しとか最高。

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