ラストラン ランナー4 (幻冬舎単行本) [Kindle]

  • 幻冬舎 (2018年10月24日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 想定外のエラーが起きて保存できずだったが、それがこの本の運命と思おう。読むのに長い時間がかかって、その理由を分析してみたりもした。余韻を残して物語は終わった。2人の走りを象徴するように。

  • 加納碧李と三堂貢、二人のランナーの完結編。努力型の碧李と天才型の貢、似てないようで本質は似てたんだとラストを読んで思った。
    貢の学校の陸上部で不祥事があり、二人の勝負が出来なくなるのでは…と思われたが、貢の従兄弟・坂田光喜の提案で直接対決が実現。碧李の求めてる走るという事はタイムを良くしたいとか、誰がに勝ちたいという欲ではない。もっと感覚的なもの、精神的に走ることの意味をもっている。貢は自分の走りをコントロールし、世界を目指す選手になるという目標がある。一見走ることに求めてるものが違うようだが、 ラストで子どもの時の走る楽しさ、喜びを思いだし…という終わり方、二人がまだずっと走り続けているようでよかった。

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著者プロフィール

あさの あつこ:1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『福音の少年』『No.6』シリーズ、『弥勒の月』『アーセナルにおいでよ』など多数。

「2025年 『あなただけの物語のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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