あと伸びする子はこんな家で育つ [Kindle]

高濱正伸 相澤樹

• 大和書房 (2018年8月9日発売)

感想・レビュー・書評

[nikofuuさんの感想 · 2021年10月10日]

・本棚、季節、母、父も
・遊びに没頭できるスペース
・ホワイトボードの設置、子どもに説明、スケジュール感を養う
・お父さんの席を作る
・子どもの絵や写真を飾る
・調べ物がすぐできる「マンガで覚えたい言葉100」「
？に答える人物事典」？に答える生き物事典」
・幼児期に①好奇心から生まれる違和感に対して素直に行動し、②よく観察する力を伸ばし、③夢中になる経験をたくさんし、④思う存分やりつくした満足感を知っているという経験を持つこと。
・主体的な学び　親の趣味も子どもの学びになりうる、
・家庭菜園
・お手伝い　少しぐらい熱が出てもあなたがやらなくては駄目な仕事
・休日の過ごし方、どこかへ行くのが重要ではない、準備、指折り数えてその日を待つプロセスは非常に能動的に頭を使っている時間
・習い事、家庭の方針で習わせたい場合、しっかりと親側の本音を伝え、有無を言わさず通わせる。例えば、「お母さんはあなたに風邪をひきにくい強い体になってほしいから、水泳に行ってもらいます：など
・先取り、先取り、よりも子どもの夢中になっていること。刺激が少ないものに対して、良質な集中力が身についているかどうか。良質な集中力とは刺激が少ないもに対して、能動的に入り込める集中力のこと。工作やお絵描き、迷路、折り紙、ブロック遊び、パズル、将棋・囲碁などのボードゲーム、読書、図鑑を読む、音楽を聴く、生き物や植物の観察、外遊び。
・日常生活の中で、自然と物事を考える機会や、学習する機会をなくしているという側面、お風呂、昔は水を汲み、薪を燃やして水を温めていたが、いまはスイッチを押せば適温適量の湯船が完成。

著者プロフィール

高濱正伸（たかはま　まさのぶ）：
花まる学習会代表。1959年、熊本生まれ。東京大学農学部・同大学院修了。
学生時代から予備校等で受験生を指導する中、学力の伸び悩み・人間関係での挫折と引きこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信。1993年、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立（現在は年中〜中学生）。2015年より、佐賀県武雄市で官民一体型学校を開始。著書多数。

「2022年 『マンガとクイズでまるごと覚える！４７都道府県地理カード』 で使われていた紹介文から引用しています。」