- Amazon.co.jp ・電子書籍 (124ページ)
感想・レビュー・書評
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新しいゲームのキャラコンペ、成人式、卒業式、初めての飲酒、フランスでコウとほたるが出会う。
良かったところは、ディレクターになったはじめとアートディレクターを打診されたときのひふみ。
はじめはゲームの企画に関わりたいと思い、念願のディレクターになれたものの人材の配置などに悩む。好きなゲームづくりだけできるわけではない。
また、ひふみも人の交流が少ない技術職でありつづけることを望んでいるが管理職は避けられないのではと悩む。
自分の好きなことだけをやれるわけではないと感じている2人の心境とそこからどう成長したか、または折り合いをつけていったかを読むのは面白かった。
あと、りんの
「幸い皆 実力に問題はないし あとは人と人との組み合わせの相性
誰がよくないってことはないと思うよ」
の台詞が良かった。
適材適所や周りとの組み合わせや仕事環境で力を発揮できるかどうかって変わるよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いまどんな状況になってるんだっけ…って思い出せなくて、7巻を読み直してからスタート。
コウさんが渡仏してから、やぱしお話がガチャガチャしてる気がする~。
んでもってイーグルジャンプの方はこちらはこちらで雰囲気重いのが続いてるしー。
真面目な話が嫌いって言ってるんじゃなくて、真面目な渦中はできれば青葉ちゃんの目線でまとめていてほしいって話かなあ。
前巻、前々巻から紅葉ちゃんの立場に慮ったお話が続いてない?
それがお話に青葉ちゃんにも重荷だと思うんだよなぁ。
得能センセは「キャラ増やしたくない」って言ってて、その考えは正解だと思うんだけど、大事なのはどれだけドラマに重みや深みを出せるかじゃないかなあ。
現状のキャラ、十分条件だけど必要条件なのかってのは見えないんだよなー。
今は紅葉のターンだとしたら、このあと青葉のターンが最低もう1回は来るハズ。
「わたしたちはこれからです!」エンドにならない限りは…。
それまでにもう少し整理されてるといいなあ。
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