「ない仕事」の作り方 (文春文庫) [Kindle]

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  • 文藝春秋 (2018年10月6日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • そもそも「ない」仕事をあるかのように作り出す。それも「なくはない」レベルでなく、本当に「ない」ものばかり。哲学だった。

  • 「ない仕事」って なんでしょう~~~
    人の目に止まらない ものに 注目して
    それを ブームにしてしまう みうらさん。

    ゆるきゃらという 言葉も みうらさんが ブームを巻き起こしたのですよね~~
    言葉を変えるだけで 注目度が 変わって 産業に結びついちゃったって
    凄いです。 目の付け所が違いますね!

    でも 私はてっきり この方は有名だし
    言った事は すぐに メディアの流れに乗ってるのかと思ったら
    地道な努力をしているのですね。

    一人電通=ネタ考え、企画、営業、接待など 
    凄いですね~~~

    これって もしかして ビジネス書になるのかな??

  • よく見かけるいわゆる「働き方」や「キャリア」の自己啓発本とは全く趣向が異なるジャンル。どちらかというとコメディー要素が強くて、パラパラと読み進めることが出来た。クスッと笑えるような絶対真似できないようなエピソードとハッとさせられるような逆転の発想アイデアが詰め込まれていて、福袋みたいな本だった(笑)

  • みうらじゅんのやっていること、
    好きで好きで苦にならないからやってる、
    かと思いきや
    最初には好きで入るけど、
    苦はあって、でもやった先でなにか仕事に繋がったりしてたんだなーと思いちょっと勇気が出た。

    自分がやっていること、
    好きで好きで苦にならない、わけじゃないから向いてない?とか思っちゃうけどどんなことも本気でやるのは苦にならないことなんてないんだ

    あとは、無視されてもやり続ける、主張し続ける心の強さが大事だ。ちょっとこれは難しいな。

  • 興味深い発想でトレンドを作り上げる。つまらないことでも続けて営業をすればはやりになってしまう。発想を変えて、流れを作る。ゆるキャラがその一例。見方を変えれば世間もノリノリ。不思議な現象。

  • すわ、みうらじゅんの仕事術how to ものかと思わせる導入に少し戸惑いを感じていたが、読み進めるとやっぱり何やってんだろこの人、な展開で安心した。
    みうらさんの仕事はプロダクトアウトのニッチ戦略で資本の少ない企業におけるマーケティングの王道だし、ポートフォリオも分散してるのでリスクは少なく事業の継続性も高い。しっかりした経営戦略に即していながら、フォロワーが冷めてしまわないように、それを感じさせないバランス感覚も素晴らしい。

  • 適当なんだか真面目なんだかゆるキャラなんだかわからないみうらじゅんの生き方、考え方が学べる。一点参考になったのは、不特定多数の人を面白がらせるのではなく、誰か幸せにしたい・笑わせたいと思う特定の人を想像して、その人を面白がらせることに注力して作品は書くべき、ということ。

  • 途中から飛ばし読みしてしまったけど、得るものはありました。特に○○ドールの話^^;

    とても個性的な本というか。時間のあるときに旅先で読むのにちょうど良いのではないでしょうか。

  • 面白かった

  • 地道な実践の積み重ねです、やっぱり。
    積み重ねを続けていくには情熱、パッションが必要だということもよくわかります。
    やり続けて、飽きないふり、そして不自然を「当然でしょ」という顔を貫くには、パッションですね。

    自分で作り、なんだこれは⁉と自分で驚き・ツッコミをいれると、人が驚き振り返る。
    情熱を注ぎこんで、突き詰めて、自分なくしの境地に。

  • 深夜番組などでおなじみのみうらじゅんさんの本です。 ワールド全開といった感じでとても面白かったです。 この人はいったい何なのかと分からずお笑いでもないしなんだろうと思っていましたが 本人も明確な肩書きはないようなことを言っています。 みんながやらないこんな仕事をやって今まで生きてきたということが色々紹介されている本です。 内容はとても緩いのですがときにはっとさせられることもあります。

  • 「マイブーム」や「ゆるキャラ」など、流行語を作り続けた男、みうらじゅんが自分の仕事について語った本。

    もじゃもじゃなヒゲとボサボサのロン毛、怪しげなサングラス。胡散臭いを擬人化したような見た目と、適当なトーク。何をしているのか分からん仕事。独特な不思議さとゆるさを持った彼の魅力を知りたくて、購入した。

    もっと「緩さ」を持って仕事をしていて、そのマインド的なことを語っているのかと思っていたら、ガチガチの彼の仕事術が書かれていた。しかも、その内容は「緩さ」なんてカケラもない、かなりのマッチョイズム。

    みうらじゅん曰く、「一人電通」として、企画、営業、コンテンツ製作、広告、イベント、すべてを一人でやり切るという。もうこれだけで、単純な仕事量が凄まじい。
    そこらのベンチャー企業の社長並の仕事量だ。全然ゆるくない。

    しかも、そこには多大な努力がある。
    まず「ゆるキャラ」でブームを作ろうと思ったら、自分自身がそれを「好きになる努力」をする。「洗脳」という言葉も使っていた。これは、対象への研究とも言えるし、仕事に対しての熱量を持つとも言える。

    さらに、その自分のプレゼンを通すためには、接待もやる。「逆接待」とみうらじゅんは書いていたが、編集者と一緒に飲み会に行き、仲良くなり、気分が良くなったところで、自分の温めていた企画のプレゼンをするそうだ。そして、そうした酒の約束を大事にしてくれる編集者は、出世するとも言う。

    わけの分からないことで、人を集め、社会に動きを与えるためには、当然、何かしらの努力が必要。馬鹿なことを、本当に「全力で」やるから面白い。そんな当たり前のことを改めて気づかせてくれた本だった。

    また、仕事術的な側面だけでなく、みうらじゅんの趣味や好きなことに対しての姿勢がとても好きだった。
    好きなことはただ好きなだけでなく、どうして好きなのか、とことん突き詰めなければ意味がない。そこまでして、初めて自分しか持っていないジャンルが見えてくるのだ、というストイックな主張。映画は楽しませてくれるものではなく、面白いところを自分で見つけてるものだ、ということ。
    こうした趣味の側面も、意外にもストイックだった。でも、自分はそうした生き方をしていきたい。

    最期に、彼はサブカルの代表的な側面で紹介されることが多いが、本人はそう思っていない。自分もサブカルという言葉に抵抗感があったのだが、その第一人者的な人物が、下記のように、真正面から否定してくれて良かった。

    実はずいぶん長い間、私自身「サブカル」と呼ばれることに抵抗がありました。  どれだけイラストの片隅に、マニアックと言われるネタを描き込んだとしても、私は自分が「メジャーなことをやっている」つもりだったからです。  ずっと、大通りをパレードしている、〝大通りヘップバーン〟な気分で仕事をしてきました。

    みうら じゅん. 「ない仕事」の作り方 (文春文庫) (p.129). 文藝春秋. Kindle 版.

    後は、糸井重里との素敵なエピソード、童貞・こじらせ といった単語もみうらじゅんと伊集院が仕掛けた流れの中で広まった、なんていうのも面白い話だった。

  • 面白いが自分の知る三浦じゅんを超えることはなかった

  • ◆「マイブーム」を「一人電通」によって広めた手法を公開

    みうらじゅんさんをご存じですか? ベースは漫画家・イラストレーターですが、
    エッセイスト・ミュージシャン・ラジオDJほか多彩な活動で知られ、
    「マイブーム」や「ゆるキャラ」を流行らせた、あの長髪で黒メガネの人です。

    彼が「マイブーム」や「ゆるキャラ」を「一人電通」によって広めた手法を
    公開したのがこの本『「ない仕事」の作り方』。

    「ジャンルとして成立していないものや、大きな分類はあるけれど、
    まだ区分されていないものに目をつけて、ひとひねりして新しい名前をつけて、
    いろいろ仕掛けて、世の中に届ける」のが彼の仕事。

    ある意味、ニッチビシネスには違いないのですが、
    扱うジャンルがメインストリームではなくサブカルチャーであるところに、
    彼の真骨頂があります。

    私も、会社員時代もフリーランスになってからも、ニッチに興味を持ち目をつけ、
    ビジネスも含め、さまざまな活動を展開してきたため、
    「あるある」と共感するところが多くありました。

    ただ、根が真面目だったため(?!)、サブカルに興味も目をつけることもなく、
    その点では気付かなかった発見もあり、大いに刺激を受けました。

    本書では、ネーミングの重要性を説いていますが、やはり、そのセンスは抜群。
    「マイブーム」や「ゆるキャラ」はもちろん、いらないみやげもの「いやげもの」、
    とんまなまつり「とんまつり」、1日数本しかないバスの「地獄表」などなど、
    その言葉のパワーは計り知れません。

    また「ない仕事の作り方」の手法説明にも
    、「一人電通」や「自分洗脳」、「自分探し」ではなく「自分なくし」といった、
    すぐにイメージが涌く言葉を使っているのはさすがです。

    2021年の本屋大賞発掘部門「超発掘本!」にも選ばれています。

  • 仕事術ではないし、回顧録とか自叙伝に近いものかな。でも、対象への向き合い方は本気(マジ)なんだと思わされた。自分の中途半端さがよくわかる。
    そして、最後のオチ(といって差し支え有るまい)ー仕事にならないソレへの愛も十二分に。

  • そんじょそこらの、どこかで聞いたことあるようなことしか書いてないビジネス本や自己啓発本より、よっぽど気づきの多い本だった。みうらさん自身の実体験に基づかれたお話なので、とても説得力がある。
    これを読んで、自分は特に「自分を洗脳」して「無駄な努力」することが足りなかったなと反省した。

  • 自分探しではなく「自分なくし」をする、という話が印象に残りました。

    筆者は、何か新しいことを生み出すには、
    「自分ありき」ではなく、自分を無くすほど
    我を忘れて夢中になって取り組むことが大事だと言います。

    今まで、自分は何を求めているのか、が大事だと思い込んでいたので、自分をなくして考えるという、その発想はすごいヒントになりました。

  • そこがいいんじゃない!
    不安タスティック!
    後ろメタファー!

  •  今までなかったものをいかに生み出し、それをいかに流行させるのか、その手法が書いてある。これまでの物事を仕事として成立させるには、自分を洗脳させ無駄な努力をすること、また接待力(著者はこれらの過程を一人電通と名付ける)が大切だという。とはいえ、自分で新しい仕事を生み出すときの注意事項として、自己主張をしないことである。なぜなら、それをしてしまうと、いずれ周囲から必要ない、欲しくないと思われてしまうためである。そのため、自己をなくして誤解や余白を残したほうがブームとして長生きする。

  • 価値を生むことについて考えさせられました。

    他人や世の中のことはおいておいて、まずは自分のおもしろいと思うものの楽しさを発信していけばいいと。

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著者プロフィール

みうらじゅん:1958年京都市生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。以後イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンなどとして活躍。1997年、自ら造語した「マイブーム」で新語・流行語大賞受賞。その他「ゆるキャラ」「アウト老」など、数々の命名とともに新たな概念を創出。2005年、日本映画批評家大賞功労賞受賞。2018年、仏教伝道文化賞 沼田奨励賞受賞。著書に『アイデン&ティティ』、『見仏記』シリーズ(いとうせいこう氏との共著)、『「ない仕事」の作り方』(本屋大賞発掘部門「超発掘本!」受賞)、『アウト老のすすめ』など著書多数。

「2026年 『老いるショック大賞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

みうらじゅんの作品

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