セキュアベース・リーダーシップ [Kindle]

  • プレジデント社
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  • 【セキュアベース・リーダーシップ】
    スイスの世界最高ビジネススクール名門IMDで利用されているリーダーシップ論。

    セキュアベースの定義とは
    「守られているという感覚と安心感を与え思いやりを示すと同時に物事に挑み、冒険し、リスクをとり、挑戦を求める意欲とエネルギーの源になる人物、場所、あるいは目標や目的」

    イメージだと「クライマーとビレイヤー」の関係。
    クライマーがリスクをとって山を登れるのはビレイヤーが安心感を提供しているから。このような「信頼感を育む絆」を形成する事が重要であると本書では説いていました。

    セキュアベースは人以外でも目標、著名人、などにも成り得る。例えば自分を励ましてくれた言葉や目標も値する。

    9つの特性を本書では記載しているが、第三部では「自身のセキュリアベース」の強化に向けて向き合うことになる。

    ・経験によって習慣やパターンが作られてる
    ・新しい習慣やパターンを身につけることはセキュリアベースが力になる

    セキュアベースリーダーシップを深めていくのはは自らのルーツを理解し、言語化し自己肯定力を強めていくことにあるように感じる。

    自分を知ることにより他者をより知ることができる。
    読んでいて「7つの習慣」を思い出させてくれる本だった。

  • 前半部分が特に、今の社会に求められているリーダー像を反映していると思った。後半からすこし情緒だった。リーダーの人間性をいかに高めるか

  • クライマー:部下
    ビレイヤー:上司
    のたとえは極めて印象的。ビレイヤーに安心感・信頼感を持てないとアタック・挑戦できるわけがない。
    「喪失」ときちんと向き合い、悲しむことが必要という文章も極めて重要。喪失したことの多さに目を背けがちだが、よくよくかみしめて越えていきたい。
    自分が安心をもって挑戦できた時の上司とその振る舞いを完全ではなくても見習っていきたい。

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