ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談 [DVD]

監督 : アンディ・ナイマン  ジェレミー・ダイソン 
出演 : マーティン・フリーマン  アンディ・ナイマン  アレックス・ロウザー  ポール・ホワイトハウス  森川智之  松本梨香 
  • トランスフォーマー
3.00
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4522178012358

感想・レビュー・書評

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  • まあまあ、面白い部分もあったが 因果関係が曖昧な構成が残念だった。役者さん達は上手いのだけど…ホラーかと思えば エセ心霊者 それを追う者暴く者?超常現象あるのか?ないのか?実は心にある深い自責の念がもたらす作用か…脳は見たいものを見せる どのいずれもを網羅して作品に仕上げるのに 少し無理があったような気がする
    アンディ・ナイマンとジェレミー・ダイソンが2010年に発表し、イギリスでロングラン上演されたほか、世界各国でも上演された同名舞台劇をナイマン、ダイソン自身によるメガホンを撮った作品。
    マーティン・フリーマンの出演で映画化。イギリス各地でニセ超能力者やニセ霊能者たちの数々のウソを暴いてきたオカルト否定派の心理学者フィリップ・グッドマン教授は、憧れのベテラン学者・キャメロン博士から3つの超常現象の調査依頼を受ける。キャメロン博士が「自分ではどうしても見破れない」というトリックを暴くため、初老の警備員、家族関係に問題を抱える青年、妻が出産を控えた地方の名士と、3人の超常現象体験者に話を聞く旅に出たグッドマンを待っていたのは、オカルト否定派でも受け入れざるを得ない怪奇現象と想像を絶する数々の恐怖だったが、どのいずれも 実際にどうだったのかは明かされず、その恐怖がもたらすのは自分の心霊現象だったのか?ラストでは 超常現象体験者が実は自分の近くで自分を世話する医者だったり助手だったり清掃員だったりする発想は面白いが…何だか最初の目的から外れているような感覚を受けた

    監督のナイマンがグッドマン教授役、フリーマンが地方の名士役をそれぞれ演じる。

  • タイトルだけ見て勝手にゴシックホラーだと思ってた私が悪いんだけどちょっと肩すかしだったかな…これホラーなのか…?
    どうやらそこそこ高評価らしいのだけどうーん…全然怖くないしオチがあまり好みでなかった…

  • マーティン・フリーマンが出演していたので見た。
    ホラーと思わせつつ…深層心理系のサスペンス?
    悪魔や幽霊にオチを期待しているとがっかりするかもしれないけど、そうなるのか〜と面白かった。
    でも、不可解なシーンは多い。表現の意味全てを理解はできていない。

    インチキ霊媒師の嘘を暴き出すテレビ番組をやって、感情に流され騙される人々を救っているんだという自負を持つグッドマン教授。
    ユダヤ教徒で宗教に厳格な父を持ち、その父の厳格さにより家族がバラバラになったと思い、自身は独身。
    グッドマン教授が幼い頃から尊敬していた超常現象を暴く先人、超常現象研究家のチャールズ・キャメロンは数年前に失踪していたが、手紙で連絡を受け、緊張しながら対面すると、「お前のやっていることはクソだ、私が解けなかった三つの心霊事件の謎を解いて、“お前は間違っている”」と言ってくれ。と依頼を受ける。

    一つ目の事件は夜警の最中に怪異を体験したトニーの話。
    トニーは妻を亡くし、他所で作った娘は“閉じ込め症候群”(意識は残っているけれど意思を表示できず体も動かない寝たきり状態)で、その様子を見るのが辛くて病院にも行っていない。
    そのトニーは昔女性だけが入院させられていた精神病棟の廃墟の夜間警備員をしている。
    不気味な場所で新人が入ってもすぐにやめてしまう。
    トニーもそこで黄色い服を着た少女の霊に翻弄され、恐怖で仕事を辞める。

    二つ目の事件は嘘つきで神経質な青年サイモン・リフキンドの体験した話。
    気味の悪い両親と、いるはずの無い少年を室内で見かけるグッドマン教授。
    室内は異常に暑く、壁には一面に悪魔の絵が貼られている。
    大学受験失敗した事を親に告げることができず、父の車を無免許で運転し、森の中でヤギのような姿をした化け物(悪魔?)を轢き逃げ。
    森の中で車が故障し止まってしまうと、車の後部座席に引いてしまった化け物が現れる。
    逃げ出した先には木の化け物がいた。

    三つ目の事件は株投資の事業家マイク・プリドルの話。
    ようやく子供を授かったが、妻が出産の際に死亡。
    生まれた子供は異形のものだった。
    その話を聞いている最中に突如自分を猟銃で撃って自殺。
    驚いたグッドマン教授は、チャールズに会いに行く。

    グッドマンはチャールズに、「3人の体験は心霊現象じゃ無い。不安や罪悪感や心の病を持つものが幽霊を妄想したに過ぎない」と怒る。
    そんなグッドマン教授の前で、チャールズは顔の皮を剥ぐとそれは自殺したはずの投資家、マイクだった。
    呆気にとられるグッドマン教授の前で、壁を剥ぐとそこには扉がある。
    その先に進むとマイクの子供がベビーベッドに寝かされている。
    薄気味悪い泣き声を上げる乳児にマイクは何故か猫缶を与える。
    姿は見えないけれど人外の形をしていそう。
    そこに現れるフードをかぶった謎の男。
    男は、グッドマン教授が学生の頃に見殺しにした少年キャラハン。
    虐められていたグッドマン教授の代わりに標的になり、水路に深く入ってそこで喘息の発作を起こし倒れてしまった。
    いじめっこは逃げ出し、残されたグッドマンはそれを助けもせず、人も呼ばず見殺しにした。
    腐った姿のキャラハンがグッドマンを追い込み、ベッドに押し付ける。

    グッドマンは閉じ込め症候群で寝たきりの状態だった。
    二つ目の話に出てきたリフキンドは看護師、三つ目の話のマイクは医師、一つ目の話のトニーは清掃員。
    皆、寝たきりのグッドマン教授が外部の情報を取り込んで作った妄想。
    グッドマン教授は車の中で自殺したが失敗して寝たきり状態になっていた。
    「きっちり死ぬなら銃で自殺するべきだった(笑」と話すマイク。
    コレが話に影響していた。
    トニーの歌う歌もラジオの音も全て妄想に出てくる。
    寝たきりのグッドマンのためにトニーが少しでも違う風景が見えるようにと鏡を見せてくれる(寝たきりだけど目は開いている)。
    カーテンが揺れる映像でEND

    どこまでが妄想だったのかわからない。
    グッドマンは本当に教授だったのか?
    インチキ霊媒師を暴き立てていたのか?
    何故自殺するにいたったのか?
    現実世界でも青年の親は仕事中に携帯に電話をかけてきたり過干渉だったけど青年の話に出てきた方の両親が気味が悪い感じなのはなんでだったんだろう?
    謎の数字やフードの男の正体は過去の虐めに関連しているという伏線だったけど、よくわからない部分も多い。
    意識は残っていているのに動くことのできない肉体に閉じ込められ、妄想の中で生きる恐怖。
    前半はホラー、オチはホラーじゃない違う恐怖で興味深っかった。

  • タイトルが、「ゴースト・ストーリーズ」で、副題が「英国幽霊奇談」だ。
    これは、もう、期待するしかない!

    とはいえ、今時、映画になった時点で、つまらないに決まってるかなーという気もするw



    *以下、内容にかなり(意味不明に)触れてますw

    で、見終わった感想は?
    なるほど!
    つまり、“英国”の、幽霊の、“奇談”ってこと?
    みたいなーw

    “英国”の後に、“人による”をつけて。“幽霊”の後に、“の”をつけて。
    さらに、“奇談”の前に、“かなり”をつけるとわかりやすいのかもしれないw
    それでわかりにくければ、仄暗い水の底からにITを加え、それをドラえもんの最終回(?)でまとめたものを、ボウルに入れて。
    天地茂の明智小五郎物と、ルパン三世、ブレアウィッチ、黒沢清、その他諸々を加えて、ヘラで軽く10回ほどかき回した感じと言えばわかりやすいか?(爆)
    (極めて個人的には、ファーゴも思い出したw)

    正直、3つのエピソードは、イギリス人もこんなホラー映画(ドアを閉める音とかがやたらうるさくてドキっとする)作るんだなぁ~ってくらいの話で寝かけた。
    でも、その後、天地茂が出てきてからは(?)、もはや何が何だか???w
    ていうか、週末、カップルが家にこもるのに、これをレンタルしちゃった日にゃぁ、「なんで、こんなの選んだのよ!」or「なんで、こんなの選んだんだよ!」と、大ゲンカになること間違いなし!w

    あぁ~あ。
    こういう英国幽霊奇談でない、英国幽霊奇談が見たかったなぁ~(爆)
    たぶん、そういう映画w

  • 心理学者のフィリップ・グッドマン教授は、イギリス各地でニセ超能力者やニセ霊能者の嘘を暴いてきた。ある時グッドマンは、長らく行方不明になっていた憧れのベテラン学者・キャメロン博士から「自分ではどうしてもトリックが見破れない」という3つの超常現象を調査するよう依頼を受ける。初老の夜間警備員、家族関係に問題を抱える青年、妻が出産を控えた地方の名士…。3人の超常現象体験者に話を聞くため、グッドマンは旅に出る。しかし、そこで彼を待っていたのは、信じがたい怪奇現象の数々と想像を絶する恐怖だった….


    幽霊の登場シーンと煽りが上手でなかなかに怖いです。
    キャメロン博士がマスクを剥いだ辺りからやはりか。という展開になっていきます。

  • ラストは予想できない。
    ただ、3つのゴーストストーリーズは何だったのか、よくわからずに終わる。
    恐らくは植物人間になってしまったが、周りのことが少しわかっていて、幻想を見ているのだと思う。

  • 主人公が不憫。心臓に悪いホラー。罪悪感や後悔に押しつぶされた人間の成れの果て。

  • 怖いと言うかびっくりする感じ。オチがベタで物足りなかった。
    伏線を回収しきれてないような。役者の演技はうまい。

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