県警猟奇犯罪アドバイザー・久井重吾 パイルドライバー (角川文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2018年10月24日発売)
本棚登録 : 9人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (368ページ)
感想・レビュー・書評
-
横浜で起きた一家惨殺事件。その現場は15年前の同じ管内で起きた一家惨殺事件と同じ様相を呈していた。
既に定年退職していた当時の担当刑事をアドバイザーとして迎え、将来に迷う若手刑事をパートナーに事件の関連を追っていく。
一つの真実を掘っていくと別の謎が生まれ、その謎から別の事実に繋がっていく複雑さが癖になる。
話はどんどん大きくなっていくし、二つの事件に絡み合う人物も多いし、突然現れては消えていく人物も多く、いったい何処に向かっていくのか不安にさせられるがそれも楽しい。
いい余韻を残したエンディングで関係者の幸せを祈らずにいられない。
警察小説ありがちで階級と登場人物が多くて、脳内キャスティングしながら乗り切ろうとすると、序盤で好意的に捉えていた人がうっかり敵だったりするのが困るところだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パイルドライバーって?
は読めばわかりますよ。
でも、題名と内容が合ってない気がする。
普通に面白い分、勿体ない気も。
全2件中 1 - 2件を表示