県警猟奇犯罪アドバイザー・久井重吾 パイルドライバー (角川文庫) [Kindle]

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  • 横浜で起きた一家惨殺事件。その現場は15年前の同じ管内で起きた一家惨殺事件と同じ様相を呈していた。
    既に定年退職していた当時の担当刑事をアドバイザーとして迎え、将来に迷う若手刑事をパートナーに事件の関連を追っていく。
     
    一つの真実を掘っていくと別の謎が生まれ、その謎から別の事実に繋がっていく複雑さが癖になる。
    話はどんどん大きくなっていくし、二つの事件に絡み合う人物も多いし、突然現れては消えていく人物も多く、いったい何処に向かっていくのか不安にさせられるがそれも楽しい。
    いい余韻を残したエンディングで関係者の幸せを祈らずにいられない。

    警察小説ありがちで階級と登場人物が多くて、脳内キャスティングしながら乗り切ろうとすると、序盤で好意的に捉えていた人がうっかり敵だったりするのが困るところだ。

  • パイルドライバーって?
    は読めばわかりますよ。
    でも、題名と内容が合ってない気がする。
    普通に面白い分、勿体ない気も。

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著者プロフィール

長崎尚志=漫画原作者・小説家・脚本家。著書に『闇の伴走者』『パイルドライバー』など。

「2023年 『読書人カレッジ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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