プロジェクト実行ガイド大全 [Kindle]

大場京子

• 日経BP (2018年10月26日発売)

感想・レビュー・書評

[tesshieさんの感想 · 2024年1月18日]

この書籍で初めて、プロジェクト完遂まで自分がファシリテートできそうなイメージが持てた。PMBOKから指導原理を学べるとすれば、この本は実践のおともになる座右の書。
この本を読むと、「確かに、プロマネの標準はPMBOKと言われるが、その実践は個人個人に丸投げされていて何も教わらずに手探りでやっていたのではないか」という気持ちになる。

[rerootさんの感想 · 2021年10月11日]

プロジェクトを進めるにおいて、各フェーズでどんなドキュメントを用意してどのように運営していくのかが書かれている。

すべて頭に入れるのは難しい（実際読みきれなかった）ので、各フェーズに入るときに読み返すのがこの本の使い方のように思える。

[hmk404さんの感想 · 2020年11月22日]

プロジェクトのEnd to Endで必要と著者が考える工程や作成物についてまとまっていて、ありそうでなかったしほしいと思っていたものだなと思った。

ただ、いざ実際手にしてみるともっと細かく情報がほしいと思うところがあったり、逆に細か過ぎて全体との関連を掴みにくく感じたりするので、読む側で著書の性質を見極めて使い分けなければいけないんだなと改めて思わされた。

プロジェクトの特定のフェーズに入る前にこの書籍で該当フェーズ付近をさらっておくと一定レベルでは役に立つように思う。

[ぬーーさんの感想 · 2020年6月1日]

プロジェクトにおける具体的な進め方や作成すべきドキュメント等、かなり詳細に記載されている。システム寄りのプロジェクト向きか。プロジェクト概論と言うより、具体的な作業レベルのナレッジが記載されている。

著者プロフィール

1986年、リクルート入社。情報システム部門にて情報系営業支援システムを開発（プロジェクトリーダー）。その後、システム再構築プロジェクトにテスト統括・C/O統括として参画。巨大規模プロジェクトの準備から実施完了までのマネジメントを担当。1995年、(株)リクルートマネジメントソリューションズの情報システム部門立ち上げのため出向し、1997年、同社に転籍、全システムプロジェクトを手掛ける。マーケティング部部長を兼任、経営ボードメンバーとして経営参画。2004年、プロシンクワークを設立し、現在に至る。

「2014年 『驚異のプロジェクト実行術 実践編』 で使われていた紹介文から引用しています。」