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感想・レビュー・書評
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ノンフィクション作家高野秀行氏が食べてきた世界の辺境(田舎)の変わった料理に関するエッセイ。馴染みの深いアジアの話が色んな意味で刺さる。僕自身、現物を見ただけではなく食べたことがあるものもアリ。まあでも、この好奇心というか冒険心というか、その行動には脱帽する。絶対ごめん被りたいと思うものも幾つか。優劣(?)付け難いが、普通の豚レバーも食べられない僕は、胎盤餃子は生理的にダメそう。逆に虫系は大丈夫だし、蛇は食べてみたいと思う。食欲は刺激されないけど、好奇心は満たされて、楽しめる。
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探検家である著者がこれまでに訪れた世界各地の辺境で食べた珍しい食材についてレポートする。初出は週刊文春に2016年から2018年にかけて連載された記事で、1編あたり3分ほどで読める短いエッセイの集成となっている。
昆虫やカエルやネズミなどを食べるいわゆるゲテモノ料理だけでなく、材料は普通でも調理法が異常に凝っている料理や、現代では入手困難になっている珍しいものなど、マイナーな料理の数々が著者の体験談として紹介されている。美味しそうに思えるもの、美味しくはなさそうだけど話のネタに一度くらい食べてみたいもの、できれば食べたくないもの、等々。
私自身は特にグルメでもないし珍しい食べ物に関心が強いわけでもないが、海外で生活していれば自然と未知の食品に出会うことは少なくない。今の所、出てきた料理が食べられなかったことはないが、この先はわからない。とりあえず、他の人が無事に食べているものだけを食べようと思う。 -
一般人にはなかなかできない食の体験が読めて面白い。
著者の食に対する探究心が凄まじく、猿の脳みそやカエルを丸ごとミキサーにかけたものまで、よく食べたものだと驚く。美味しそうなのものも度々あり、水牛やワニはもし機会があれば食べてみたいと思えた(なかなかないと思うが)。
ゲテモノが嫌いな人でなければオススメ。色々な刺激的な体験が章ごと短めにまとまっているため、スマホに入れてちょこちょこと読んでいくと、刺激的な体験で少し気分転換が図れるのでよかった。
また、食べ物ではない気がするが、東アフリカのカートなど、薬物のような作用があるものも紹介されており、それも面白かった。特に南米アマゾンのヤヘイという幻覚ドリンクの話では1時間で体感時間千年のトリップがあったとの記載があり、薬物の凄まじさを感じた。「リセットする」感覚があり、それに対して著者としては肯定的な捉え方をしているのだが、これに依存するとすぐに現実で生きられなくなるなと思うと、やはり怖いような気もした。 -
【人類最後の秘境は食卓だった!】ゴリラ肉、羊の金玉、巨大魚ピラルク、仰天絶倫食材……ヤバそうなものは何でも食べてみた! 抱腹絶倒の食の冒険ノンフィクション。
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