白鳥異伝 【上下合本版】 (徳間文庫) [Kindle]

  • 徳間書店 (2018年10月26日発売)
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  • 神代の時代から人の時代へと移り変わりゆく時代。
    神の血筋は薄れていたが、確かに残ってはいた。

    輝の血筋と闇の血筋。
    剣と勾玉。
    少年と少女。

    剣の力を取り込んだ少年。
    そのとき少女は少年を討つために玉の御統になることを誓う。

  • 空色勾玉に続いてこんな話だったっけ再読第二弾。思ったより恋愛全開で激しい話だった!嵐の船の上でとうとう「女になる」シーンは強烈でよく覚えていたけれど、生理ということは分かってもその本当の意味は子供だった当時の私には理解できてはいなかった気がする。というか、子どもが読む話かと思うほど、どろどろしている。でもそういうのがいいんですよね、子どもは。自分に理解できない事柄が蠢いているような話の方が強く惹かれる。
    失って失って、とにかく大切なものを自分から引きちぎられていく遠子の旅はつらい。それでも届かない、自分に小倶那は殺せないと悟って存在意義も全て失い、ついにぽっきり心が折れてしまうの、本当に読んでてこちらも辛いんだけど、それで大切なただひとつだけが残って、自分を迎えに来てくれるのだ…壮大なラブストーリー。力をどんなに尽くしても及ばず失って、それから得ることができる、というのはラストもそうだ。なくなる、うまれる、というリズム、それを尊ぶというのは空色勾玉と共通したところかも。
    勾玉シリーズは最後は希望にあふれて大団円なの大好き。日高見にやってきた七掬の顔が見たいし、菅流はいい奴すぎるから幸せになって欲しいな。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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