図書館の大魔術師(2) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.09
  • (8)
  • (9)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 100
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (259ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こういう、本や書物が敬われていた世界を見るたびに思うのだが、かの時代は本それ自体の希少性が本の中身を担保していた。

    つまり、全ての文字を人が書かねばならない世界では、逆説的に人が「書かねばならない」と思うようなものでなければ書かれ得ない。このマンガの世界は活版印刷が普及した世界らしいけれども。

    そもそもhttpが普及するまで、編集・検閲を受けていない「書物としての情報」は、手紙や作文などのごく一部の例外を除いて存在すらしなかった。

    そんな中、いま私がここで書いているように、突然、あなたも私も発信者になれる世界が現前した。これは素晴らしいことだ。私も、いま、こうやって、この本の感想をどこへともなく発信できる。

    けれど、じゃあその情報の価値をどうやって担保するのか?という問題は、情報は多い方がいい、という直截な価値観に隠されて今日まで先送りにされていた。

    その結果、書として、つまり文字の情報それ自体の価値が、ゆっくりと沈降している。小学生時代には500円のお小遣いで満足できたのが、大人になってからは10万円でもガッカリするように。

    この、情報の価格破壊に対処する方法は、上の例と同じく多分存在しない。一度知ってしまったものを忘れることはできないから。だからこそ、この牧歌的世界は美しく、そして悲しい。

  • 山場を巻の最後に持ってきていて1巻と同じくらい強く引き込まれた。やばい3巻読みたい。人生においてまだ一度しかないけど、今までの全ての喜び、怒り、悲しみ、楽しみが溶け合って今に繋がっているんだと感じる瞬間がある。それを味わうと止まれないんだよなあ。

  • 好きだわー
    こういう世界観

  • 個人的な感想として、ちょっとくどい。中学生くらいだったらハマったかも

  • これから物語が動く予感はあるがまだまだ序盤。

  • 司書を目指して受験への旅に出たシオの道中と、司書試験の一次試験の様子。何というかファンタジーなのに久し振りに深い話で引き込まれる。今期待度大で続きを待ち望む漫画。

全6件中 1 - 6件を表示

泉光の作品

ツイートする
×