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- / ISBN・EAN: 4910032011287
感想・レビュー・書評
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第160回芥川賞
受賞作収録!
二作同時受賞!あらゆるものが情報化する社会の中で、個々人の生が露わになる。新時代の仮想通貨小説。 -
舞城王太郎「裏山の凄い猿」
上田岳弘「ニムロッド」 -
上田岳弘 ニムロッド 芥川賞受賞
の掲載号。
人間の信用に支えられる仮想通貨ビットコインと人間の欲望の象徴であるバベルの塔、そして人間の幻想の象徴として役たたずの飛行機コレクション。そして存在自体が疑われる生活感のない男女三人。
導入部でサーバーやビットコインの説明をさらりと流していて、物語世界に入りやすい。 -
第160回芥川賞受賞作「ニムロッド」のみ読了。
今まで候補作になるたびに挑戦しては、自分には難しく純文学って難解だと思っていました。ですが、今作品は最後まで読むことができました。仮想通貨や飛行機と、文学の証明や人類の存在が繋がる様は興味深く、とても面白かったです。 -
「ニムロッド」 上田岳弘
2018年下期芥川賞受賞作を読んでみた。仮想通貨ビットコインを取り上げていて、「いま」に寄り添う芥川賞作かと期待して読み始めたけれど、数々の比喩はどこか陳腐だし、何より「物語として退屈」だった。もう芥川賞作に飛びつくのはやめることにした。
(Ⅾ) -
芥川賞候補作、上田岳弘著「ニムロッド」。飛行機と塔と仮想通貨の話。田久保紀子はどうなったのだろう。フルネームの彼女の存在が気になる。
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