- Amazon.co.jp ・電子書籍 (257ページ)
感想・レビュー・書評
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短編集。なんちゃない日常の可愛らしいエピソードににやける。噂話の真贋を確かめないと気がすまない少年。今は変わり者だけど、それを続けていけばきっと大物になると思うよ。1年生を引き連れて学校へ行く。そんな習慣あったねー。班長の6年生女子は真面目がすぎて、あの手この手でなんとか1年生を引率する。もうちょっと適当で大丈夫だよ。と伝えたくなるが、1年生の成長が頼もしくもあるエピ。おそうじおじさんは実際にいたら怖いけど、綺麗にしてくれるめっちゃいい人。
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"「ミルクケーキ食べて 足をバタつかせて喜んでたじゃ……」
「足? ああ
あれはあなたが声をかけてこないから イラついてたのよ」
「えっ ほ…本当に?」
「だって わざわざトイレに立ってそばを通ったのに」
『そっか そうだったんだな……』"[p.231_235/257ページ_鏡越しのミルクケーキ]
短編集。
「爆食男の飯処」と「鏡ごしのミルクケーキ」が特に好き。
前髪右分けだった 左分けだと思ってた、がすごく良い。
「おそうじおじさん」の片付けられてない部屋の描写が上手い……。
「バーガーキング」
「噂話」
「はしっこのはなし」
「俺とじーさんの鮎(前編)」
「俺とじーさんの鮎(後編)」
「朝の恒例行事」
「我が子への秘密」
「爆食男の飯処」
「だるを 第一話」
「だるを 第二話」
「だるを 第3話」
「満点男」
「あかすり」
「おそうじおじさん」
「鏡ごしのミルクケーキ」
「サプライズ」
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