火星の遺跡 (創元ＳＦ文庫) [Kindle]

ジェイムズ・Ｐ・ホーガン 内田昌之

• 東京創元社 (2018年12月21日発売)

感想・レビュー・書評

[escape2009さんの感想 · 2019年5月20日]

火星の遺跡 (創元ＳＦ文庫) [Kindle]　ホーガンのSFってこんな感じだったっけ？ ハードSF感はあまり感じられなかったが、軽快に楽しめた。

[arasekinさんの感想 · 2019年3月2日]

星を継ぐものの流れを期待しすぎて、普通の物語では全く満足できなかった

[goldiusさんの感想 · 2019年2月19日]

腐ってもホーガン贔屓と言うことで、ホーガンが死んでいる事も忘れていて、新刊だ、買うの当然よね。と買ったが、『揺籃の星』同様ヴェリコフスキーの『衝突する宇宙』ネタを無理やりハードSFにしようとしたトンデモ本である。デニケンネタも出てきます。ファラオの呪いを未来科学で再現するネタはそれなりに面白いが、宇宙人の存在を認めているように思える駄目な方のホーガン(私のベストは『星を継ぐもの』ではなくて『未来の二つの顔』)作品である。小説としては章立てが多く改ページが多くサクサク読めるが、SFならではのセンス・オブ・ワンダーはない。ホーガンの最悪作品とまでは言わない。古臭いスペースオペラでも読むつもりで、暇潰しに軽く読むのならそれなりに楽しめるだろう。