THE LAST GIRLーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語― [Kindle]

  • 東洋館出版社
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感想・レビュー・書評

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  • 勇気あるノンフィクションに賛辞 
    ヤジディー教に関して全く無知であった。

  • ISISが、宗教マイノリティに対して為した非道な行いを個人の体験として赤裸々に語る。直接の被害者であり、現在は人権活動家として活動する著者の言葉は、着飾ることなく非常に読みやすい。当時、ニュースで聞かない日などなかったほどのISISだけど、日本人にとっては(勿論かの事件はまだまだ記憶に新しいが)、どこか遠い世界の出来事だというのが正直なところではないか。でも、やはり知っておかなければならない。特に個人レベルで語られる実情を。

  • 壮絶。
    筆舌に尽くし難いことを筆にする作業は、その著者にとってどれほど辛い事であろうか。知ることぐらいしか、私にはできないけれど。

    筆者の体験を蔑む意図はないが、ストーリーの組み方がアメリカ人受けするように作られすぎているきらいがあったのは否めないところである。
    (そうでもしないと反響を呼びにくい、という事情もあろうが)

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著者プロフィール

人権活動家。ヴァーツラフ・ハヴェル人権賞、サハロフ賞を受賞し、人身売買の被害者らの尊厳を訴える国連親善大使に就任した。現在は、ヤズィディの権利擁護団体ヤズダとともに、イスラム国を大量虐殺と人道に対する罪で国際刑事裁判所の法廷に立たせるべく活動している。2018年、デニ・ムクウェゲ氏とともにノーベル平和賞を受賞。

「2018年 『THE LAST GIRL』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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