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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988102733070
感想・レビュー・書評
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『RAW 少女のめざめ』、同監督の新作が公開されてたのでようやく鑑賞。公開当時は話題作だったような気がする(適当)。
その前にひとつだけメモ的に書きたいこと。日本映画の『湯を沸かすほどの熱い愛』、私はこの映画は嫌いなのだけど、ちょっと前に能町みね子さんのツィートをたまたま読んで、能町さんも公開当時に酷評されてたことを知りました。あの映画はブクログでも評価高くて「えぇ〜…。」とモヤってましたが、私と似た感覚の方がいて大変嬉しかった。感動された方の気持ちをくさすつもりは全くないですが、私にとってはダメでした。
さて『RAW』。
一応ホラー映画(の棚にあった)だけど、どちらかと言えばドラマ映画、青春映画、バイオレンス映画かと。わけわかんなくて面白かったです。「少女のめざめ」て、何に目覚めとるんやと笑。形容するのがなかなか難しいけど、デヴィッドリンチとデヴィッドクローネンバーグとルチオフルチと『キャリー』を足したような感じかな?と思ってたら、監督さんはクローネンバーグに影響を受けてるそうです。一応ボディホラーとは言われてるけど、クローネンバーグの方はより特殊メイク(特撮)寄りで、この映画はそうでもなくオシャレなフランスのアート映画の流れ。
たまたまだけど、『ボブという名の猫』レビューの際にも書いたアニマルウェルフェア。昨年、フランスでペットショップの犬猫販売禁止という法案が可決されましたが、そんな背景を想像します。主人公の少女(獣医学部の1年生)は「人間と動物は同じ」という考え方らしい。実際に住んだことはないからよくわからないけど、フランスって人種差別がキツいイメージがあって、そういう点を感じます。要は「人間は差別するのに動物愛護はする国」と。
青春映画の要素はそれこそ『エデンの東』『キャリー』『エレファント』などを連想。※追記。フランス映画だと私が好きな『シビルの部屋』も。一応ベタな感じではあるけど、アート映画であることと、アメリカ映画ほど私はよく知らないから、テーマがはっきり汲み取れないのが良い。
アメリカ映画だと『アニマルハウス』などフラタニティ&ソロリティもので、新入生に対する寮のイニシエーションが厳しい……というのがあるけど、この映画で描かれるフランスの学生寮はもっともっと酷くてとんでもなかった(これが実態かは不明)。
大学病院?で診察してもらうシーンで、医者の先生が語る女子学生の話など細かい点が心に残ります。ルッキズムや差別について。
個人的には、ラストは要らなかったかなあと思う。オチのために整合性をとってしまってる感じがする。なので本来★4つぐらいかなと思うけど、体感としてはとても面白かったので★5にしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
RAW
GEOレンタル
昔は違ったけどフランスって国にいい感情はもうあまりないな…個人個人の主義主張を重視する余り寛容さのない極端な思考をする国って印象だ。まぁ王様を殺して国を作り変えるような混沌が好きな国民性だからって言うことかもw
好きな作品だし、久しぶりに観ようと思ったから借りてみた。前はもう6年も前だった。そんな経つんだなって結構衝撃…
冒頭の新入生の歓迎会もぶっ飛びすぎてて笑う。
イニシエーションって事は分かるけど何故、その血まみれのまま過ごすんだ?そこはよく分からんな…どう言う感覚なんだろう。人の扱いがやたらと雑と言うか荒いのも意味不明だ。
血まみれで1日過ごし、食堂でハンバーグをポケットに入れ、立ちションしてパンツびしょ濡れ…ここまで自由奔放なのって真似したくはないけどすごい気がする笑笑
ベジタリアンだった彼女が生肉の味に目覚める…この物語は不思議だらけだ。当たり屋みたいな姉の行為はどんな考えがあったのか?ほんとよくわからない。サッカーの場面もそう、彼女は彼をどうしたいと想像したのか?齧り付きたい?食したい?自分の指を食っちゃった妹に「どんな味だった」なんて平然と聞くその神経が…
抗しきれなくなる直前まで高まった欲求が爆発する。彼女の中で何が起こっているのか?単なる食肉へ欲求だけでは止まらない食人欲求か…カニバリズム映画だと「カンニバル」ってすごく洗練された良い作品がある。
姉が彼を喰ったのは何故か?姉にも妹と同じ衝動があったと言うふうには描かれてないんだから、姉の興味本位か?大喧嘩していても姉を助けるのはやはり家族愛なんだろうな。ラストは衝撃的ですね…まさかまさかの展開…ここへ来て副題の意味が伝わってくる。
ほんと観ながら色んなことを想像させてくれるし考察するのも面白い物語です。久しぶりにみたけどやっぱこの作品好きだなぁ〜 -
最高のカニバリズム映画
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