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Amazon.co.jp ・電子書籍 (233ページ)
感想・レビュー・書評
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この著者は小説ではなくて詩を書きたいんじゃないだろうか。人間だけでなく、たくさんの植物や鳥、香り、ブランド名なんかも次々と登場して、でもいちおう小説としての因果がある。
だからか、「楽しい知識」の詰め合わせみたいな印象も拭えない。これが詩だったらよかったのに、と読みながら何度も思った。
あと忘れてはならないのが、美味しそうな季節の料理たち。主人公うみは性的な快楽をまったく感じない人間なのだけれど、まるでそれを補うかのように、いろどりあざやかな料理たちがエロティックに描かれているところに、何か本書の秘密があるような気がしてならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
難しかった
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朝吹真理子の作品
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