准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2018年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (261ページ)
感想・レビュー・書評
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不思議な話があってもいいと思うけど、よくよく調べたら説明がつくことなんだろうな。
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Kindle Unlimited 説明できないものを人は恐れる、というのには納得。そして怪現象をちゃんと説明していることもフェア。問題は主役の2人をどう解決するのか。続きを読もうかなとも思うけど、結構長いのだなと思うと迷う。
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オカルト+推理ものという感じの作品で、田舎の夜祭であめを食べさせられたのでウソがわかるようになった学生尚哉と、神隠しにあった過去を持つ高槻准教授のお話。出てくるオカルト事象の殆どは人的原因があるのだが、尚哉の夜祭や高槻の神隠し真相が気になるシリーズ第1巻。2巻に進むほどではなかったかな。
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「幽霊」や「妖怪」を彷彿とさせる不思議な事件の謎を現実的なトリックとして解き明かしつつ、主人公コンビの持つバックグラウンドは普通じゃ説明がつかないような謎を孕んでいる。現実とファンタジーの狭間をいくような世界観のバランスが面白い。
民俗学の知識としても、話の重さとしても割とライトで読みやすかった。 -
ドラマから原作に入りどハマリしている。
ミステリと人間模様がうまく組み合わさった一冊。COC好きな人はハマると思う。 -
民俗学に搦めた妖退治系かなと思ったら、全て犯罪の隠れ蓑としての民話、だけどバディとなる二人の過去に起こった事件は妖絡みのようで
と現実と不可思議な現象がバランスよく両立していて面白かった
准教授と学生のバディかと思いきや、実は准教授と警察の幼馴染バディが既に在る、というのも捻りがあって良かったです -
サクサク読めて民俗学の小ネタも学べて面白い
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自分には合わなかった…
何が苦手かというとこれでもかというほどのカップリング要素。
ああ作者がこういうの好きなんだな…という描写が多く内容よりキャラクターの臭みが気になってあまり集中できなかった。
元々ミステリと民俗学好きでそれを楽しみに読み始めたのだが期待に反してキャラクター推しな内容で肩透かしを喰らってしまったという点もあるかもしれない。
商業BL好きにはおすすめかもです。 -
・盆踊りは死者が集まる。生きた人間が迷い元の世界に戻る為には相応の代償を払う必要がある
└歩けなくなる/目が見えなくなる/孤独になる…
・神隠しはある日忽然と消えどこか知らない場所から現れる。靴を履いていないが足裏は汚れてないのが特徴