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Amazon.co.jp ・電子書籍 (147ページ)
感想・レビュー・書評
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舞妓さんたちが台所に勢ぞろいする話が2つくらいあった。
春のをどり千秋楽。大変だったけれど終わるとロスにはいる。
GWは観光客がおしよせ、母の日のカーネーションに屋形のおかあさんの誕生日に何をするかでざわつく舞妓さんたち詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
きよちゃんの料理を作ってみたい。
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“「そやけどほんまに行きたいとこってあっこでええの?
観光名所とか遊園地とかやのうてーー
うちら舞妓たちがおけいこ帰りに寄せてもろうとるお店やなんて…」
「うん。」
「喫茶店やよ?」
「うん。
外のすーちゃんのいつもを知りたいんだよ。」”[p.93_95/147ページ]
すーちゃんの誕生日の時との対比でうわぁとなってしまった。良いなかわいいな。しゃもじを見た時のすーちゃんの顔とかほんと好き。
何度か表現されてるけど、ご飯作り以外のところでもキヨちゃんの存在がすーちゃんだけでなくみんなの支えになってるの良い。 -
2巻から8巻まで読了。舞妓になるために、青森から京都へ来た幼馴染のキヨとすみれ。素質がないと見放されたが、一転、キヨは舞妓さん達のまかないになることに。すみれはとことん自分に厳しく精進し、舞妓になり、売れっ子になっていく。その様を横で見つつ、心の底から活躍を喜び、自分に厳しすぎてガス欠気味なときは、そっと料理で癒す、そんな関係が淡々と描かれる。新キャラ理子は物怖じせず、素直。メガネさん姉さんと丁々発止のやり取りを見せるのも見せ場。また、花街のしきたりなどいろいろ描かれ興味深い。
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おどりの会が終わって気が抜けた姉さんだらけの屋形に通常営業なのはキヨさんとすーちゃん。「キヨちゃんがおってくれたら、あかんうちもがんばれるから…そばにおって。」すーちゃんとキヨさんの関係は素敵だ。「今年もおかあさんでいさせてもらいたいさかい、娘たちとみんなで食べとおす」母の日に思うのは血の繋がった母と血の繋がらない母と。たくさんのお母さんに支えられてる舞妓さん。一方で、舞妓さんがいるからおかあさんでいられるおかあさん。その関係が不思議で温かだ。
著者プロフィール
小山愛子の作品
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