週刊東洋経済 2018年12/15号 [雑誌] [Kindle]

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  • 今回の特集は「日産 危機の全貌」。

    日産の会長、カルロス・ゴーン氏の逮捕・失脚は世界中に衝撃を与えた。
    なぜ逮捕されたのか。これから日産はどうなるのだろうか?


    逮捕の理由は、有価証券報告書に報酬を過小に記載したから、というものである。

    株主への影響を考えると、もちろん良いことではない。
    が、逮捕される程のことなのだろうか?とも思える。

    実の所、今回の逮捕は、ゴーン氏を追い落とすためのクーデターの可能性が高いらしい。
    (無論日産側は否定しているが)

    日産・三菱・ルノーの3社連合と言いつつ、美味しい所は全てルノーは持っていかれていた。
    つまり日産は「食い物にされていた」わけである。
    そしてフランス政府は、ルノーの筆頭株主である…。

    こういった背景から、ゴーン氏が巨大になりすぎる前に、検察と組んで追放しようとするのは不自然な流れではない。
    逮捕という形を取ったのは実にダーティだが、綺麗事では世の中やっていけないのだ。


    とまあ、これが今回の事件の真相である、らしい。

    つまり色々書かれているが、結局は未だ調査中なのである。
    結論が出るにはまだまだ時間がかかるだろう。
    (そもそもハッキリ白黒つかない可能性も高い)

    今後も確実に尾を引く、今回の件。
    進捗を楽しみにしておきたい。


    それにしても面白いのは、ゴーン氏の経営者としての評価。

    高いコミット力を持ち、現場主義者で、組織の風通しを良くした。
    現場からの評判はすこぶる良い。

    反面、自分に異を唱える者はあっさりと切り捨てる冷徹さも持つ。
    社内がイエスマンだけになってしまったという批判もある。

    そして今回の、資金の私的流用の件…。

    人の善し悪しを判断するのはなんと難しいことか、と思う。
    良い面だけ、悪い面だけ、という人間などまずいない。

    今後ゴーン氏の評価がどう変わっていくのかも注目したいところだ。

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