ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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  • 「ペンギン鉄道 なくしもの係」の続編。

    ペンギンが乗ってくる地方のローカル線にある無人駅。そこにある「なくしもの係」にやってくる、「なくしものをした人」と、職員・守保くんと、たまに現れるペンギンの心暖か物語。

    短編集のようだけど、実は少しずつ繋がっている物語。今回はすべて兄弟姉妹に関わるお話。

    またほんわかさせてもらいました。
    さらに続編が出てくれないかな〜。

  • やっぱり、最後に
    今まででてきた登場人物のその後がわかるのは
    楽しい!

    ほんわかした気持ちになるのは変わらず!

    子が背負う無意識の後悔や罪悪感
    辛いよなあ
    抱えこむから誰にも知られぬその気持ちの
    消化しどころに困る。

    なんとなーくこの息苦しさがわかるなあ
    と思いながら読んでた

  • 心温まるお話ばかり。でも、前作ほどの涙・涙ではなかった。
    気の弱いお兄ちゃんとおてんば妹のプチ遠足。
    親の再婚で家族になった同じ年の男の子女の子が、親の離婚届けを提出しに行くお話。
    忙しいペンギン鉄道なくしもの係に代わって、ペンギンを探し回るマジシャン。
    全てのお話が少しずつ少しずつリンクして、最終章につながっていく。

    前作を読んでいないと???なことがあるので、前作を読んでからがオススメ。

  • 電車に忘れ物しちゃった諸事情あるお客さん達が
    すこし救われていく短編
    (ペンギンはあまりキーではない)
    前作読んでないと楽しさが10%へるかも

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著者プロフィール

名取 佐和子(なとり・さわこ):兵庫県生まれ、明治大学卒業。ゲーム会社勤務の後に独立し、2010年『交番の夜』で小説家デビュー。著書に『ペンギン鉄道 なくしもの係』(第5回エキナカ書店大賞受賞)シリーズ、『金曜日の本屋さん』シリーズ、『シェアハウスかざみどり』『江の島ねこもり食堂』『逃がし屋トナカイ』『寄席わらしの晩ごはん』『七里ヶ浜の姉妹』『ひねもすなむなむ』『図書室のはこぶね』(京都府私立学校図書館協議会司書部会「中高生におすすめする司書のイチオシ本2022年度版」第6位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2022」第8位、うつのみや大賞2023第4位)ほか多数。

「2023年 『文庫旅館で待つ本は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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