発想力 ~「0から1」を生み出す15の方法~(小学館新書) [Kindle]

  • 小学館 (2018年12月5日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 流行のデザイン力が「0→1」の発想力とのこと
    具体的なイメージはない

  • 発想するためのテクニックや方法が細かく解説されていて、実企業の例と併せて解説されているので理解しやすい。
    闇雲に考えるのではなく、明確に視点を持って発想するための入門書として非常に有益な本。

  • 「0から1」を生み出すことに苦手意識があるので、
    この本に書いてある11+4の発想法を少しずつ意識していって、
    それがクセになるようになっていきたい。
    シンギュラリティ(2040年代?)が訪れた時、AIには代えのきかない能力を身に着けておこう。

    既に、知識はグーグル検索に置き換えられてしまった。
    今後は「発想力」がより重要となる。それこそAIやロボットでは代えのきかない能力になるはず。

    ==

    ▼基礎編「0から1」を生み出す11の発想法
    ■1.略的自由度/SDF(Strategic Degrees of Freedom)
    ① ユーザーの目的を考える。
    ② 目的を達成するいくつかの軸(方法)を設定する。
    ③ 軸に沿ってどんなことができるのかを検討する。

    ・技術的には優れていても、ユーザーから見た時に差を感じられなければ、それは「差異」ではない。
    ・「ユーザーを満足させる」という目的を改めて確認することが重要。

    ■2.アービトラージ(Arbitrage)
    ① 情報格差でサヤを抜く。
    ② 固定観念にとらわれず、外からものを見る。

    ■3.ニュー・コンビネーション(New Combination)
    ① 既存の2つのものを足してみる。
    ② 足したことで、価格と価値がいかに変化するか。

    ■4.固定費に対する貢献(Contribution to the fixed cost)
    ①「固定費」を遊ばせていては、利益は生まない。稼働時間を分析して混んでいない時には値段を下げてでも稼働率を上げよ。
    ② 稼働率を上げるには、ナローキャスティング、ポイントキャスティングの方法で顧客をシールドする。

    ・限界利益=売上高─変動費
         =固定費+利益
     利益=限界利益─固定費
    ・全販売商品のもたらす限界利益の総額が、総固定費に等しい時の売上高が損益分岐点。

    ■5.デジタル大陸時代の発想(Digital Continent)
    ① 個々のデジタル機器がインターネットなどによってつながり、「デジタルアイランド」が、「デジタル大陸」になりつつあるという現実を認識する。
    ② その上で「5年後の生活・ライフスタイル」を想像し、そこからサービスや商品に落とし込む。

    ■6.早送りの発想(Fast-Forward)
    ① すべての「新しい概念」は、すでに存在している(世界のどこかにある)と考える。
    ② 小さな「兆し(=ヒント)」をとらえて高速の早送りを行ない、来るべき未来を想像する。

    ■7.空いているものを有効利用する発想(Idle Economy)
    ① 既存の思考にとらわれず、360度の視野で「空いているもの」を探す。
    ②「働いていない」「使われていない」「空いている」ものを有効活用する。そのためにはネットを使ってユーザーとサービスを結びつける。

    ■8.中間地点の発想(Interpolation)
    ① AとBという2つの方法がある場合、その中間地点でポジショニングすることで、差別化を図る。
    ② 折衷案ではなく、大きな枠の中にスイートスポットを見つける。

    ■9.RTOCS/他人の立場に立つ発想(Real Time Online Case Study)
    ① 他人の立場になって徹底的に考えることで、思考回路が劇的に変わる。
    ② RTOCSは4~5人でアイデアを出し合ってブレーンストーミングをしたほうが発想が広がる。
    ③ 行き詰まった場合には、上のレベルで考える。

    ■10.すべてが意味することは何?(What does this all mean?)
    ① A、B、C……と各論が出てきた時に、「What does this all mean?(それらすべてが意味することは何なのか?)」という質問をぶつける。
    ② この質問によって、A、B、C……各々の事象のそれらすべてを意味している「X」を見つけ出す。
    ③ A、B、C……という事実を足し合わせて結論を得るのではなく、「X」へと発想を飛躍させ、そこから答えを考え出す。

    ■11.構想(Kousou)
    ① 構想は、コンセプトやビジョンよりも1つ大きな概念である。
    ② 構想は「見えないもの」を個人の頭の中で絵にすることである。


    ▼実践編「新たな市場」を作り出す4つの発想法
    ■1.感情移入
    ・「感情移入」とは、発想の源。いかに商品やサービス、会社に対して「感情移入」できるのか。
    ・「感情移入」は、失敗しても立ち上がるための原動力になる。
    ・壁にぶつかった時に「なんとかしよう」と頭をひねるから、アイデアが生まれる。
    ・まず自らの抱える課題にどっぷり浸かって「感情移入」することが最も重要。

    ■2.どんぶりとセグメンテーション
    ・その業界がセグメンテーションに振れすぎていたら、「どんぶり」で勝負する。
    ・業界全体が「どんぶり」で商品を提供している場合は、ターゲットを絞ってセグメントしていく。

    ■3.時間軸をずらす
    ・事業そのものを抵当に入れる。あるいは事業のキャッシュフローを抵当に入れる。そうした「時間軸をずらす」方法で、資金を調達することが可能。

    ■4.横展開
    ・あなたの会社・業界が今と変わらないビジネスのままで3年後、5年後に生き残っている保証はない。だからこそ、違う業界、業態のビジネスについて学び、新たなビジネスのヒントを吸収する必要がある。

  • 大前研一さんがコンサルタント人生で編み出した発想法を解説した本。

    具体的な事例を通して、ビジネスで使える発想法を紹介しています。

    情報に貪欲になる。得た知識をもとにひたすらアウトプット。これのくり返しがさらなる発想につながります。

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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