はじめてのアメリカ音楽史 (ちくま新書) [Kindle]

  • 筑摩書房
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感想・レビュー・書評

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  • 最初はかったるいと思ったが、ジャズ、ロックンロール、R&Bなどの各論に入ると非常に気づきの多い読書だった。
    特に、ジャズについて:南北戦争で敗れた南軍兵士が二束三文で売り払って置いて行った軍楽隊の楽器がジャズの楽器の起源となったこと、ジャズは音楽的教養のない黒人たちが独自にゼロから作った音楽ではなく、ヨーロッパ的音楽教育を受けたクレオールたちの技能と理論の支えがあって発展したことなど。
    章末にお薦めレコードのリストもあって有益。

  • アメリカ音楽の原点からヒップホップまで、アメリカ音楽の歴史がまとめられた対談本。

    アメリカ音楽の原点と変遷を大きな視点で解説するだけでなく、ブルーズやジャズなど各ジャンルごとに推薦アルバムも紹介されています。

    アメリカ音楽への理解を深めるキーワードは「南部」と「黒人の歴史」。本書は、このキーワードをベースにアメリカ音楽の歴史が語られています。

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著者プロフィール

河合文化教育研究所研究員(「現代史研究会」主宰)。著書に『日本人のための英語学習法』『はじめてのアメリカ音楽史』(以上、ちくま新書)、『教養として学んでおきたいビートルズ』(マイナビ新書)、『ずばり池波正太郎 』(文春文庫)など多数。

「2023年 『そのまま仕事で使える英語表現189』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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