- 本 ・電子書籍 (358ページ)
感想・レビュー・書評
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渡辺明名人(レビュー時点。名人位含む三冠保持)の2007年執筆本の増補版。「観る将」ほど将棋中継を観るわけではないが、YouTubeでプロ・アマの実況動画を日々観る程度に好きな僕には面白いが、ルールや制度の説明は他書と変わらず余計な感じ。ただ、それ以前(ルールや制度もアヤフヤ)の人には後半がキツそうだし、僕よりちゃんと将棋が好きな人には物足りなそう。中学生の息子に読ませようかと思っていたが悩んでしまうのは、やや対象読者が想定しにくい、幅広が故に中途半端感が出てしまっているからかな。
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「駒の動きやルールを知っていて、ある程度定石や囲いなども使い始めた初級者」向け。ちょうど私はこれに当てはまる。
将棋の面白さは十分に伝わってくるし、トップ棋士だからと変にかっこつけることがない等身大な語り口も心地よい。また、勝負師としての棋士の思考にも引き込まれ、文字通り一気に読んでしまった。
少し古い本の増補版だが、著者が名人位を獲得した今、改めて続きが読みたい。 -
kindleのため解説図と解説の往復が面倒。内容は面白いし、渡辺先生の人柄が出てる。
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渡辺名人はプロ棋士のなかでもかなりの「観る将」肯定派であるが、観戦ガイドとして秀逸。
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2008年の本の増補版
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