メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • メモの 素晴らしさは 知ってはいましたが。

    こんな かた いるんですね。

    私は メモは 忘れないため。

    頭の中から 忘れても 良いので メモをしていました。

    しかし

    この本を読んで。

    そのメモを 抽象化して

    かつ 自分の行動に落とし込む。

    そして 行動に移す。

    行動に 移さないと 意味がないですね。

    いいこと 聞いたで 

    終わっては いけないということです。

    忘れたころに

    もう一度 読んでみたいですね。

  • 僕もまあまあメモは取る方ですがここまで突き詰めて考えたことはありませんでした。

    本書ではメモは「記録」ではなく「知的生産」のために取るとあります。
    ①アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
    ②情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
    ③相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
    ④話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
    ⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)
    意識してやっていたわけではないですがふわっと考えてたことも改めて文字になると理解が深まります。

    「ファクト→抽象化→転用という最強のフレームワーク」
    ①インプットした「ファクト」をもとに
    ②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、
    ③自らのアクションに「転用」する
    さらにいうと
    ①具体情報を正確に受け取る
    ②①から「他に転用可能な」要素(気づき 背景 法則 特徴など)を抽出
    ③②をさらに別の何か具体的なものに転用
    という形でサイクルを回すとのことです。

    この本を読んで改めて思ったことは
    「メモを取る」
    だけでなく
    「考えてメモを取る」
    ことが重要なんやなあと。

    たしかにフッと思ったことをメモしておくことで潜在意識を顕在化することができます。
    そのあと深掘りすれば実践にも繋がることと思います。
    自分の中でやれてたかなあと思うところで不十分なところを指摘されたような気がします。

  • 著者のように一足飛びにはいかないでしょうが、とにかく、書くところから始めてみようとと思えました。1年後、5年後…何か変化していることを願って!

  • メモの素晴らしさを説いた本。
    メモに本気すぎて、向き合い方が体育会系すぎて、さすがにここまでできないな…と思ったけど、抽象化の話などは面白かった。意識してメモを取ることで普段の生活が豊かになりそう。

  • 【感想】
    SHOWROOM前田裕二社長が書いたメモに関する一冊。狂ったようにメモを取る必要とは一体何か。それは、記録としてではなく、知的生産のためである。聞いたことを文字を起こし、そこから、抽象化→転用を繰り返す。少しばかり発展的な内容になるが、メモを取り、そこから何を考えられるか、メタ認知の点から書いてみるのである。
    【アクションプラン】
    ・毎日書いているノートに抽象→転用を加える。
    ・記録+考えを書いていく。
    ・過去のノートを振り返り、今のノートにアップデートし、実行する。

  • メモの取り方というよりは思考の深め方がよく理解できた。
    ノートではなくメモにした理由はより手軽に、より簡易的に書くことで習慣化する事を狙ったのではないかと推察される。
    『世界一やさしい「やりたいこと」のみつけかた』と併せて読むと、より理解が進む。
    本書で解説されている内容はあらゆる創造のきっかけとなると感じた。
    私はアナログよりデジタル派なのでスマホのメモを活用したいと思う。

  • ・メモを取りながら聞くと相手もノリノリで話してくれる
    →この視点はなかったな
    →確かに熱心に聞いてくれてる気がして自分だったら嬉しいな
    ・ファクト→抽象化→転用のフレームワーク
    →具体と抽象の行き来を大量にこなせる
    →これが習慣になってたら怖いものない
    ・これからはアジェンダを持っている人が豊かになる
    →やりたいことや美意識がはっきりしているほど豊か
    →超納得した
    →はっきりさせなきゃ
    ・原体験が強烈
    →印象的なエピソードから人を集める力が生まれている
    →強力な原動力
    →彼の魅力はここから来てるんだろうな
    ・ノートの使い方
    →シンプルだけどこれを使いこなせる人はほとんどいないだろうな
    →これを読んだ人の中で実践している人は1%未満なのでは

    前田さん好きだなぁ。
    人柄の良さが溢れる文章を書けるようになりたいね。

  • メモ取りについてのノウハウ自体も惜しみないが、「終章」では自身の過去の暗部までをも曝け出す。 全て引っくるめて、この方の熱量は、確かに揺さぶられるものがある。

  • [図書館]

    ダイヤモンド社の記事(https://diamond.jp/articles/-/314833)を読んでいたら、『コクヨのシンプルノート術』『考える人のメモの技術』の2冊が紹介されていた。
    本書は②『メモの魔力』。

    一時期、東大生のノートや仕事関連の、思考まとめ、記憶術、アイディア出しなどの書籍を読んだことがあるけど、その再来かな?上記の2冊に加えて筆者がメモ術を生理するのに役立ったという下記の4冊も読んでみようかな。


    ①『情報は一冊のノートにまとめなさい』…ノートは一元化、時系列で取ることで、知的生産のシステムになる

    ②『メモの魔力』…日常の出来事を、ファクト、抽象化、転用の3つでメモすることでアイデアに使えるノートができる

    ③『ゼロ秒思考』…毎日、1テーマ、1ページ、1分で頭に浮かぶことをメモする。それを10分やることで深く考えられるようになる

    ④『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』…方眼が思考のフレームになり、情報が整理されて正しい思考ができるようになる

  • 抽象化がいかに大切なのかがわかった本だった。
    具体的な話は分かりやすいし頭も使わない。確かにそうだ。しかしそれを抽象化する(抽象化=本質を見抜き、他にも応用可能なものに言語化する)ことで頭も使うし本質を見抜く練習にもなる。
    メモをひたすらとる、というよりメモを取る事で物事を構造化、抽象化して転用させる方法を教えてくれている。そしてその考え方(頭の使い方)で自己分析から夢の叶え方まで書かれている。
    著者の熱量が伝わってくる本でした。
    巻末の1000の質問は地道にやって行きたいと思う。

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