ファンタジーランド　【合本版】―狂気と幻想のアメリカ５００年史 [Kindle]

著者 : カート・アンダーセン 山田美明 山田文

• 東洋経済新報社 (2019年1月18日発売)

感想・レビュー・書評

[yoshizo147さんの感想 · 2023年3月12日]

アメリカの宗教諸派や非科学的医療等の流行、陰謀論の発生・派生のエピソードが盛りだくさん。

通常のアメリカ史が前提知識にあると、より理解が深まったのかと思った。

[oracchaさんの感想 · 2020年3月29日]

日本も人のことは言えないが、アメリカって不思議な国だ。「幻想・産業複合体 (fantasy-industrial complex)」（著者の造語。ボードリヤールの「ハイパーリアリティ」にも近い）にいたったアメリカの歴史。

著者プロフィール

カート　アンダーセン
ベストセラーとなった小説『Heyday（絶頂期）』『世紀の終わり――ニューヨーク狂想曲』（早川書房、2000年）『True Believers（狂信者）』の著者。『バニティ・フェア』誌や『ニューヨーク・タイムズ』紙に寄稿し、『タイム』誌や『ニューヨーカー』誌で文化コラムや評論を担当しているほか、ラジオおよびポッドキャスト番組『スタジオ３６０』（ピーボディ賞受賞）の共同制作者兼ホストを務め、テレビや映画、舞台の脚本も担当している。『スパイ』誌の共同創設者、『ニューヨーク・マガジン』誌の編集長でもある。ハーバード・カレッジをきわめて優秀な成績で卒業しており、在学中は『ハーバード・ランプーン』誌の編集に携わっていた。現在はブルックリン在住。

「2019年 『ファンタジーランド（下）』 で使われていた紹介文から引用しています。」