私たちにはことばが必要だ [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ☆ポイント
    すべての声を包摂するのがフェミニズムという主張もある。(中略)ただし男性中心主義を支えている声まで包み込むわけにはいきません

    声があげられなかった女性差別、蔑視、暴力への対抗方法を掲げたマニュアル本

  • 良書です

  • すごくレビューが良かったので、興味津々で読み始めましたが、少し私には向かないエッセイだったのかなと思います。

    相当な男尊女卑やセクハラの末のエッセイなのだろうとは思いますが。

    韓国は相当女性を押さえつける国なのだろうか?とつくづく思った本です。

    ドラマや街で見かけた中年夫婦は、女性がかなりヒステリックに大声で男性にも同性にも発言するイメージがあるのですが…
    これ以上黙っていないとは。
    なかなか個人的に謎ではありますが、きっと表面ではわからない別なところで男性と女性の確執が根強いのだろうなと想像するらきっかけになりました。

  • どんな相手どんな言葉であっても自分に投げられたらキャッチしなければならないと思い込んできたので、そもそも相手にしない、という選択肢には目からウロコがポロンポロン落ちた!
    そのほか、提示の場面は心当たりありまくりで、即実装は難しそうなものもあるけれど、たいへん有意義な技術指南をうけた。

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著者プロフィール

イ・ミンギョン

延世大学校仏語仏文学科、社会学科を卒業後、韓国外国語大学校通訳翻訳大学院韓仏科で国際会議通訳専攻修士学位を取得。ENSパリ・サクレー校博士課程在籍中。フェミニストのためのことばを物し、訳す活動を行う。
著書に『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』『私たちにも系譜がある』『失われた賃金を求めて』、共著に『ヨーロッパ堕胎旅行』など。訳書に『妊娠中止(임신중지)』『母の国(어머니의 나라)』『国家ではなく女性が決めなければならない(국가가 아닌 여성이 결정해야 합니다)』『私、シモーヌ・ヴェイユ(나, 시몬 베유)』『すべての女性が同じ闘争をしているのではない(모든 여성은 같은 투쟁을 하지 않는다)』『ホイッスルが鳴ったら(휘슬이 울리면)』『主たる敵(주적)』などがある。

「2022年 『脱コルセット:到来した想像 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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