人口論 [Kindle]

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制作 : Teamバンミカス 
  • 講談社
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  • 人口は鼠算式に増えるが、食料は足し算でしか増えない。
    人間は「人口の原理」による悪徳と悲惨の社会に永遠に支配され、理想は必ず打ち砕かれる、という。
    「しかし人類を長いスパンで見れば、悪徳と悲惨に苦しみながらも発展し続けているのだ。悪を無くすため最大限の努力をする事こそが全ての人間の義務なのである。」
    これが、マルサスの人口論の本質であろうか。
    ちなみに、1850年代:推定12億6,500万人
    2020年:推定77億9,500万人、2050年:推定95億人
    これが、地球人口の推移である。

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著者プロフィール

トマス・ロバート・マルサス。一七六六年イギリス生まれ。古典派経済学者。ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジを卒業後、同カレッジのフェローなどを経て牧師に。九八年に『人口論』初版を匿名で発表。第二版より著者名を明記し、以後、一八二六年の第六版まで改訂を重ねる。〇五年に東インド・カレッジの歴史学および経済学の教授に就任。他の著書に『経済学原理』『価値尺度論』『経済学における諸定義』など。一八三四年、没。

「2019年 『人口論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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