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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (211ページ)
感想・レビュー・書評
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6冊一気に読了。漫画なのですぐ読めるが、生々しい戦争体験でぞっとする。ときどき湖のような本を読むと、いまの時間を大切にできるように感じる。
星四つだが、自己基準で「感動」がないための評価。このような本ではしかたがない。良書。
元米兵のスレッジ・ハマー氏の書いたペリリュー戦記は、逆の立場で詳しく書いてあってぞっとしたが、本書はそれに書いていない視点からで興味深かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
つらい……これほどの地獄があるのか……という更新をどんどんと塗り変えていく……
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泉くんの死の描写には、戦争の残酷さと、彼がどんな人間だったかなどどうでもいいと言う敵兵の所業の残忍さが幾重にも重なっている。盗んだ口紅を隠れて付けていた泉くんの口元を切り裂く敵兵の、何も知らない、人とも思ってない、これが戦争なんだと思うと…
あの時代に、肉体と精神の性別が違って生まれた事で何度も何度も傷ついたであろうに、最後まで彼は島田少尉の無事だけを願う純粋さを失うことはなかった。 -
絵柄は至極可愛いが、その絶望的な展開にただただ圧倒される。これが戦争なんだよな。そしてこれが敗軍の行く末なんだよな。もうなんとも言えず暗い気持ち、手を心の中で合わせるしかない
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