1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック [Kindle]

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  • すばる舎
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感想・レビュー・書評

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  • こちらの本の概要を簡単に説明すると、偉人たちが日々大事にしていた「習慣」にスポットライトを当て、それらの習慣を我々の生活の中にも取り入れ、成功者に近づこうといった内容です。

    実際に私が取り入れてる事は5つくらいあるのですが、一つ例に挙げるとすると、「聞こえてきたジョークや、友達の雑談の中でふと口にした面白いことをすかさずメモをする」ということです。これには自分のボキャブラリーが増えるというメリットやユーモア、人の良い部分を自分の中に取り入れられるメリットがあります。

    このようにすぐ日常生活に落とし込める本書なので、
    あなたもなにかしらの「人生攻略のヒント」を見つけられるでしょう。

    様々な分野の偉人が登場し、故人になった方や現在でも現役で第一線で活躍している方も多く登場している本作では、その方々の習慣を「今すぐ」始められるようなものばかりで、とても再現性があっていい本でした。

  • 自己啓発書の重要な機能としては「行動を変える」という点があると思う。なにかした小難しいけど読み切って「なんかやった気になる」よりは、サラッと読めてやる気が出て、実際に自分の行動が変わるほうが自己啓発書としては優秀だと思う。その意味で、本書は優秀かもしれない。私はまた朝起きてやるべきことをやるようになった。本書は天才と言われる偉人、過去の人も現代に生きる人も含む、の習慣を、簡単なエピソードと共に紹介したものである。

    結局なにかを成し遂げるには、継続するしかない。イチロー曰く「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」というのは本質を着いていると思う。人生に一発逆転はあるようで無いのである。一発逆転があるとすれば、それは機会が転がってくる前に準備していた者だけが、その機会をモノにしただけである。ではどんな努力を積み重ねるべきか?積み重ねるためにどのような習慣を持っていたか?を知ることができる。多くの偉人について書かれていて、時々矛盾するようなもものがある。トルストイは仕事を一つずつ終わらせるが、カール・マルクスはマルチタスキングが得意だったらしい。自分に合うと思う習慣を選ぶのが良さそうだ。

    一つ一つのエピソードは短く、読みやすいがバラエティに富んでいるのでスルスルと読みすすめることができる。短いがゆえに少し物足りないが、その偉人の名前がはっきりと書いてあるのだから、詳しく知りたければ検索すればよい。私は本書に書かれていた是川銀蔵(日本の投資家)に興味を持ち、Kindleで伝記を購入した。


    ここからはネタバレになるが、自分が良いと思った習慣をメモ代わりに述べておきたい。


    - 自分の残りの寿命を確認する (パトリック・コリソン)
      時間をムダにしないため、80歳までのカウントダウンを示す時計をパソコンのモニターに表示するらしい。

    - 立って働く(アーネスト・ヘミングウェイ)
      シンプルだがクオリティの高い仕事(彼の文体がそうらしい、読んだことはない)を多く成し遂げるには立って働くとよい。実際に集中力が高まるという研究結果もある。

    - 仕事は核心部分から手を付ける(アガサ・クリスティー)
      アガサ・クリスティーの小説は殺人シーンから始まる。いちばん大事なところから始めて、そこに合わせて他の仕事をしていくのが効率が良い。

    - この仕事が最後、と考える(フョードル・ドストエフスキー)
      常にその小説が最後と思って仕事していたらしい。「まだ先がある」「明日やればいい」という考え方が自分にあることに気づいたが、そのせいで怠惰になっていた部分がある気がする。

    - 朝には目標を、夜には課題を書いてみる(ベンジャミン・フランクリン)
      時間を大切にするには、自分自身に今日何をするか?何をしたかを問い続けなければならない。

    - 世の中の2年後を予測してみる(是川銀蔵)
      日本のウォーレン・バフェットと言われる是川銀蔵は基本的に経済誌など一般のルートで手に入る情報をもとに投資戦略を立てていたらしい。そして関連する政府の報告書や統計を分析する。公開されている情報から2年後を予測するのは、1年だと短い過ぎて物事がすぐに反映されないが、10年など長期は不確定要素が多すぎるからである。

    - アイデアが欲しい時は散歩をする(ルートヴィッヒ・ベートーヴェン)
      1日3〜4時間も歩いていたらしい。紙と鉛筆を持ってアイデアが浮かぶと書き留めたのだそうだ。

    - 困ったときのフレームワークを持つ(ダン・ハーモン)
      アメリカNBCの放送作家らしい。仕事でストーリーを考えるのに行き詰まった場合は、基本的なストーリーの構造(平穏な日常にキャラがなにかを欲し非日常に入っていく・・・)に立ち返る。思考停止に陥らないように、基本的なルールやフレームワークを持っておくと仕事が捗るというアイデアである。同様に、異性と初めてデートするときに話すことがなくなってしまったら、一緒にいる場所について話してから、個人の話に連想させるという例も紹介されている。例えばカフェの内装についてとか趣味の話につなげる)という具合である。

    - 重要な情報はまるごと暗記する(ウォーレン・バフェット)
      とくに数字などは丸暗記するらしい。とくに企業の利益や売上高などを覚えているらしい。これらは覚えることで頭の中で有機的に結びつき、分析が可能となる。「自分の専門分野について多くの知識を持つ人が大きい結果を出す」という研究もあるそうだ。

    - 他の人の仕事にも関心を持つ(フランシス・クリック)
      DNAについてノーベル賞を受賞したクリックは、同僚や他の生物学者がどういう研究をしているか興味を持ち、そこからアイデアを得ることがあったという。

    - 自分のことを三人称視点で語る。(ユリウス・カエサル)
      自分を「私」と呼ばずに「カエサル」と戦記に記したカエサル。これは自分を客観的に見ることができる。私は一時期精神的に病みそうになったことがあるが、セラピストに「もうひとりの自分が自分を見ていると想像してみて」と言われた。これはじつは役に立った。客観的に見て、他人を心配するように、他人に賛辞を送るように自分に声をかけるのは精神の健康に大きく役立つが、カエサルはこれに気づいていたのかもしれない。

    - たびたび目を閉じる(ポール・ゴーギャン)
      後期の印象派は「絶対的な形は存在しない」という主張だったらしい。ゴーギャンはもモデルを見た後、目を閉じてその印象を描いていた。しかし、目を閉じると精神の落ち着きを得ることが事実なようだ。

    - 毎朝15分を将来に投資する(サティア・ナデラ)
     2014年にマイクロソフトCEOに就任したナデラはクラウドサービスによるMSの復活に貢献した。そんな忙しいCEOでも毎朝15分、オンライン講座を受講して最新の知識にキャッチアップするのだそうだ。

    - 読書で自分の知らない世界に触れる(ビル・ゲイツ)
     どんなに忙しくても読書する時間を確保するというのは有名である。

    - 毎朝10分最も大事なことを勉強する(ロンブ・カトー)
     16ヶ国語を操る翻訳家だが、ただ天才だったわけではなく、毎朝10分は学んでいる外国語で話すらしい。

    全てを真似するのは難しいが、エッセンスを得て自分の行動に反映できそうなものばかりだ。とくに最後の方の朝関連については、最近朝起きて作業するようになってきたのですでに反映されている。

  • 許成準さんの「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」を読みました。Kindle unlimitedで発見。Kindle unlimitedはこういうところが良いのかもしれません。この本では天才たちの「習慣」に目を向けている。それは成功に向けての先天的でない後天的な要素を左右するものとしては、「習慣」がもっとも有力 とされているからということ。つまり、成功者たちの習慣というか行動に着目した本。気になった以下。
    ベンジャミン・フランクリン;朝には目標を、夜には課題を書いてみる
    ジョナサン・アイブ;単純な仕事をするときに音楽を聴くと、仕事の生産性が高くなる
    デミス・ハサビス;夜寝る前に、次の日の仕事を始める。悩んでいる問題について考えている途中で寝ると、起床後にそれを解決することが容易になるといる。
    京セラ創業者の稲盛和夫の言葉に、「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」 というものがある
    ウオーレン・バフェット; 自分にとって重要な情報は暗記してしまう習慣 を持っている。記憶をしていない=比較対象を持たない人の目にとって、たいていのデータはただの数字の羅列に過ぎないのだ。

    フランシス・クリック;人に教えを請うたり、無知をさらけ出して情報を集めるのはプライドが邪魔をすることも多い。だが、その ハードルを越えられる者が少ないからこそ、オープンマインドは成功への近道になりやすい のである。
    イチロー;ルーティーンにはストレスを緩和する強い効果があるといわれている。このため、ストレス緩和のためのルーティーンは、別に理に適っていなくても良い ということになる。
    ルイス・キャロル;自分の職業の方向性とは正反対の何かを趣味に持つことは、リフレッシュのためにとても良い習慣である
    ユリウス・カエサル;三人称視点でおこなう独白にはストレスを緩和し、自己肯定感をアップさせる効果がある
    ポール・ゴーギャン;しばらく目を閉じているだけで、 脳の中では心理を安定させるα波が発生する という。数秒間目を閉じるだけでも、簡単な瞑想な効果を得られるのである。
    フィンセント・ファン・ゴッホ;カリフォルニア大学のマシュー・リーバーマン博士によると、 自分の思いを書く行為は、ネガティブな感情をコントロールするうえで、たいへん役に立つという。
    レオ・トルストイ;自分の日常を記録して冷静に観察し、自己管理のために活用するためだった。1)したいと思ったことは必ず実行する、2)実践するときには一生懸命に行う、3)仕事は一度にひとつずつ取り組む、4)自分が持っている知恵をさらに育てていう、5)本から得た知識は再び読まなくても良いほど完全に自分のものにする、6)他人の意見に左右されない
    サティア・ナデラ;毎朝15分を将来に投資する
    ロンブ・カトー;毎朝10分最も大事なことを勉強する。語学を勉強するうえでの大切なべんきょう習慣。1)毎日その言語で思考する。毎日 10 分はその外国語で話す。特に朝が効率的、2)学習意欲がないときにはあまり無理しない。かといって完全には諦めない、3)意欲がないときには勉強の方法を変えてみる(読解の代わりにラジオを聴くなど)、4)勉強したことを日常で活用してみる。たとえば街の看板や広告を解釈してみる、5)文法から学ばず、言語から文法の規則性を発見する。
    ブルース・リー;勉強は理論と実践の両輪とする。その体系を言葉とすると、1)知るだけでは不十分だ。実際に応用しなければならない。意志があるだけでは不十分だ。 実行しなければならない、2)成功する戦士は、レーザーのような集中力を身につけた、ごく普通の人間である、3)恐れは不確実性から来る。その恐れは自分自身をよく知ることで無くすことができる、4)幸せであれ。しかし決して満足するな

  • 様々な天才達の仕事術が書いてあった。
    これからも引き続きやっていこうと思った行動やこれから新たに実践していこうと思うことが書かれてあり、参考になった。

    特に参考になったと思った内容は以下。
    1. ビジネスは周囲に強い印象を与える。
    2. 簡単に済ませる賢い方法を常に考えておく。
    3. 仕事では代案を用意しておく。
    4. たびたび目を閉じてリラックスする。
    5. 自分のプレゼンや説明を録画録音して確認する。
    6. いい情報を得たらすぐに行動や実行をする。
    7. 自分がやったことの無い仕事に積極的に関わる。

  • さまざまな異人や著名人の習慣に注目し、紹介した本。
    最初は環境のちがいや国民性など外部要因に原因を見出していたが読み進めていくうちに
    よい習慣はよい思考を生み出してくれることが理解できた。

  • この手の本に興味がある人なら聞いたことのあるような話もあると思う。

    気になった部分だけ自分に取り入れたりすればいいのでは。

  • 一番確かに!って思ったハックは、
    【寿命を可視化する。】
    のはだらしのない自分にとっては非常に有効なのかなと思って
    行動に移せないでいる笑


    時間は無限にはないということを
    改めて考えさせられた。

    自分の人生をどう楽しもうかしら…

  • 文字通り、古今東西の天才と呼ばれる人たちのライフハック術を説いた一冊。

    知らない話が多く、楽しめた。

  • 偉人のエピソードを手短に読めるのが意外と楽しめた。

  • 様々な分野の天才の習慣が見れる。
    やはり一筋縄ではいかない、変な人が多い。
    大事なのはやり遂げられるか、ということもある。

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著者プロフィール

2000年KAIST(国立韓国科学技術院)大学院卒(工学修士)。
ゲーム製作、VRシステム製作、インスタレーションアートなど、様々なプロジェクトの経験から、組織作り・リーダーシップを研究するようになり、ビジネス・リーダーシップ関連の著作を多数執筆。
主な著書に『超訳 孫子の兵法』『超訳 君主論』『超訳 資本論』『超訳 論語―孔子に学ぶ処世術―』『超訳 アランの幸福論』『超訳 韓非子―リーダーの教科書―』(全て小社刊)、『一時間で読めるマキャベリの君主論』などがある。

「2020年 『ヒトラーの大衆扇動術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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