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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (198ページ)
感想・レビュー・書評
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能力は低いけど人のいい社長に率いられるのと、能力は高いけどけっこう悪い社長に率いられるのでは、どちらが会社のためになるのだろう。カルロス・ゴーン氏をめぐう事件はそんな風に感じられてしまう。
カルロス・ゴーンという人物については著書も読んでいたし、経営者として学ぶべき姿勢もあると思っていた。毀誉褒貶は以前からあったにしてもね。ただ、ここまでの事態になっているとなぁ。もう少し、知るべきだろうか、なんて引くよりもかえって興味を惹かれる。それはゴーンという人物に、ではなく、会社というものについての関心かもしれない。
日産という会社の歴史も少しながらかいまみることができた。そこまで知っていたわけではないけれど、日産というとスカイラインとかフェアレディZとか、プラモデルにも存在感のある車が多々ある。そこまでの会社が、それほどグダグダだとも思えないんだけど、うーん、という感じだね。
今の経営陣も、必ずしも人の好い、というわけでもないようだけど。会社というもののありようをかんがえるうえで、今後も見ていきたい話ではあるな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一企業のお家騒動に国家権力を引き込んだ、その組織の構造がよくわかった。
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3.5
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