シーソーモンスター <電子書籍版 特典付き> [Kindle]

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  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • なんだ 嫁姑の間で

    苦労する夫の 話か。と思っていました。

    ええ 奥様は 普通の主婦では

    なかったのです。

    また 姑が くせ者です。

    今回の キーポイントは

    海と山 ですかね。

    姑の正体は

    サスペンス好きには

    簡単にわかりますよね。

    私も わかりました。

    やっぱり 期待を 裏切りませんでした。

    いつも 伊坂作品は 楽しめますね。

  • シーソーモンスター、スピンモンスターの二本立て。シーソーモンスターでは仲の悪い嫁姑問題を抱える北山家。MRの主人公が担当する病院の副院長の保険金不正受給を指摘したことにより、事件に巻き込まれる。主人公を助け出す為、会ってはいけない嫁姑が力を合わせる。スピンモンスターではAIが普及する近未来を描いており、交通事故で家族を失った因縁の2人が突然死したエンジニアの依頼を巡り繰り広げるドラマ。アクションとユーモアが溢れた作品。

  • 面白かった。
    ランキング上位だったので、読んでみたが、螺旋プロジェクトというプロジェクトの1作品だということを読んでから知りました。

    昭和後期と近未来のエピソードだったので、シーソーモンスターは少し古めかしく、スピンモンスターはSFのようで、とても不思議な感覚でした。

    引き続きこのプロジェクトの作品を読んでみようと思う。

  • 共通のモチーフを取り入れて、
    8人の作家が古代から未来までを描く「螺旋プロジェクト」。
    その一環として書かれた中編2つが本作。
    螺旋プロジェクトの他の作品を読んでいなくても
    この作品だけでしっかり完結している。
    思いもよらない展開で面白かった。
    実に伊坂さんらしい作品。

  • 「伊坂さんの作品の割にはあんま伏線回収してないな」とか、「この設定、必要??」みたいに思いながら読んでましたが、どうやら本作は、螺旋プロジェクトという、以下3つのルールに従って8人の作家が行った雑誌の文芸競作企画だったみたいです^^;。

    ルール1
    「海族」と「山族」、2つの種族の対立構造を描く
    ルール2
    全ての作品に同じ「隠れキャラクター」を登場させる
    ルール3
    任意で登場させられる共通アイテムが複数ある

    また、長編だと思って読んでいたのですが、基本的には短編が2作載っている感じで、微妙につながりはあるものの、基本的には別物だと思って良いかなと思います。伊坂さんの作品で言うと、「魔王」と「モダンタイムス」よりも更に薄いつながりみたいな感じ。

    とりあえず、1話目の「シーソーモンスター」は、最初の50ページまでは最高に面白かったです☆ただ、途中から尻すぼみになった感じかな~。綾瀬はるか主演のとあるドラマを連想させる内容でした^^;。また、2話目の「スピンモンスター」は、何と言うか、悪い意味で伊坂幸太郎さんらしからぬ、薄っぺらい内容でした^^;。ただ、もしかすると、雑誌としてリアルタイムに螺旋プロジェクトの他の作品と一緒に読んでいたらまた違った感想だったのかも??また、伊坂幸太郎さんならでの独特な言葉選びも相変わらず面白かったかな~♪

  • 「煎じ詰めれば、バランスの問題」

    海と山。DNAに刻まれた対立。

    ある種の虫を嫌悪し、
    苦い食べ物を吐き、
    夜を怖がる様に…

    どうしようもなく、
    どうしようもないモノがある。

    均衡と回転。
    2つの物語が、内なる運命と本能との闘いに着火する。

  • ひさびさの伊坂作品。先がどうなるのかとのめり込んで読んだ。まあまあおもしろかった。
    のだけど、全著作の中で比べるとイマイチかな。
    伏線回収と、独特の伊坂節が好きなので。
    あまり、ほとんどなかったので。

  • 電子書籍版の付録に掲載されている、螺旋プロジェクトに参加した作家の座談がとても面白かった。この座談会録を読んで、本書が螺旋プロジェクトの一部と言うことを知った。全部通読するときっととても面白いのだろう。
    とはいえ、この作品だけを読んでも、十分面白いし、伊坂ワールド炸裂なのである。
    2編の作品が収録されており、それぞれ時が違っているのだが、その2つの作品の間で共有されている世界観があるところも面白さを引き立てている。

  • 文芸誌の企画で、複数の小説家が、原始時代から未来までのそれぞれの時代の物語を担当するという形のなかの、伊坂さんが担当した「シーソーモンスター」(昭和バブル期)と「スピンモンスター」(近未来)のふたつのお話。根底にある設定はつながっていて、面白い2部作のようになっている。シーソーのほうを読んでからでないとわからない細工が多いので、この順に読むしかないのだけれど、情報化社会がこれからどうなるのか、じゅうぶん想像できる程度にリアル感のある近未来の描かれ方にとても感心した。ので、スピン、のようがより面白かったかな。とある1日を描いた時間縛りのある短編という括りのなかでもかなり印象に残る部類。“未来を創るのは、情報と事実だけじゃない。むしろ、人の感情だ。”読後、この台詞がぼうっと光って心に刻まれた。飽きのこない展開続きなので、イッキ読み系をお探しの方に、ぜひ。

  • バブル期の昭和が舞台の殺し屋シリーズ系のシーソーモンスターと、近未来が舞台の監視社会系のスピンモンスターの2編からなる本書
    8名の小説家が参加する「螺旋」という企画で書かれているので、
    他の人の作品も読まないと、打ち上げられた鯨のシーンとか意味わからんのだろうな。

    企画のテーマが「対立」ということで、対立の構造についてミクロな観点(個人が対立するときの心の動きに注目したシーソーモンスター)と、マクロな観点(集団が対立する仕組みに注目したスピンモンスター)から描いていると読めた。

    戦争が、科学の発展を後押しした的な話は色々なところで見かけますが、平和だとやっぱ衰退やら、停滞しますかね?
    対立煽って、撹拌してないと人類は進んでいけませんかね?
    そこんとこどうなんすか?伊坂先生。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で日本推理作家協会賞短編部門、08年『ゴールデンスランバー』で山本周五郎賞と本屋大賞を、2014年『マリアビートル』が2014大学読書人大賞を受賞。

「2020年 『AX アックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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