霊能者ですがガンになりました (ぶんか社コミックス) [Kindle]

制作 : 斎 
  • ぶんか社
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感想 : 10
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感想・レビュー・書評

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  • 明るく、ポジティブに対応されている主人公の方の姿と具体的な副作用などの
    表現をポップに表現してくれていて、読んでて明るい気分で読めました。
    他界されてしまったのは残念ですし、主人公の方のせいではありませんが、
    患者本人に推薦できるかどうかというと、難しくは感じました。

  • 霊能者として活動している斎(いつき)さんの乳がん闘病記(コミックス)。

    この本に出会うまでは、斎さんのことを知りませんでした。実際に霊能者として活動もしていて、漫画家の先生とタッグを組んで「強制霊能師 斎」という漫画にもされているのですね。

    この本では、霊能者の斎さんが脇の下にしこりを見つけ、乳がんと診断され、左胸を全摘、そして再発…。どんな検査・治療をするのか、ウィッグやブラをどんなふうに選んだのか、そんな、辛い闘病生活をコミカルに描いてくれています。

    コミカルに、軽い感じで描かれていたから、そのままがんサバイバーとして今でも活動されているのかと思ったら、最後の最後で…。


    ところで、主人公の霊能者の斎さん、闘病中もスリムなダークスーツにパンプスという姿で描かれていて、うわー、なんだか飛んでる感じの人なんだなぁ〜、スキを見せないタイプの人なんだろうか〜、と思って読んでいたんですが、この「斎」というのは、漫画として描かれているときの「斎」というキャラなのですね。原作者ではあるけれど、キャラとして闘病記にも出演している、という感じなのですね。


    怖い漫画は苦手だけれど、「強制霊能師 斎」も読んでみようと思いました。

    そして、斎さん、きっとこれからたくさんの患者さんたちの参考になるお話を残してくれて、ありがとうございました。

  • 患者が医者を霊視するとかの変わり種ストーリー…面白い

  • 霊能者に興味はないのだけれど、闘病漫画として、とても面白かった。全体的に落ち込んでいる部分より、癌だからこその楽しみ?を拾っているのが印象的だった。変わった主治医もネタになるから、とはまた前向きな。。カツラも選ぶ楽しみと言えば、前向きになれそうな気がしました。

  •  霊能者の斎さん。除霊物のシリーズと、治療半ばでお亡くなりになったガンの闘病記を読む。
     死者や人のことを見ることはできても、自分が病になると、ここまで弱くなるのか……と。
     人は見たいものをみてしまうんだなぁ、恐れるものであればあるほど。

  • 心霊モノの漫画はあまり好きではないけど、この人の監修(というか本人出演)のものは、かなり深く、よく読んでた。が、お亡くなりになっていたと聞いてちょっとショックだった。
    という流れでこのコミックスも買った。ガンだというのに前向きで明るい齋さん。前向きに終わってるのが、また悲しいというか…。
    でもきっとご本人はあの世で、笑って見てるんだろうなぁとか思ったり。

    闘病中の人にもおすすめ。
    私は別の病気を長年患ってるけど、見習いたいと思った。

  • 患者目線赤裸々本。

  • 2人に1人はガンになると言われる時代、霊能者でもガンに。霊能者ならではの視点で描かれたのかなと思って読み始めたけど、前向きに自分の身体と向き合う闘病日記でした。ちょいちょいはさまれる霊能者ならではの体験も面白い。

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著者プロフィール

市立甲府病院緩和ケア内科部長。専門は緩和ケア精神療法・ユング心理学・脳神経科学。主要著書・論文:『最新脳SPECT/PETの臨床─脳機能の検査法』(共著、メジカルビュー社、二〇〇二年)、『うつ病の再発予防と薬物治療』(共著、臨床精神薬理、二〇〇六年)、『精神・神経疾患画像アトラス』(共著、メディカルレビュー社、二〇〇七年)、『緩和ケアチームの立ち上げとマネージメント─一般病棟で取り組むための支援ガイド』(共著、南山堂、二〇〇八年)


「2015年 『カルトからの回復 心のレジリアンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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