移動力 [Kindle]

著者 :
  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (160ページ)

感想・レビュー・書評

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  • Q.なぜこの本を購入したのか?

    移動することの大事さを説いた本。
    ボクは、移動や旅を拒み続けた人生でした。
    今思えば、北海道という広大な大地の中でも旅をするでもなく
    細々と暮らしていたように思います。

    だから気付きました。
    そのままで人生を終わるのは違うと。
    そして、蚊帳から飛び出すことを決心しました。

    では、飛び出すのはいいとして飛び出してどうするのか・
    そんなことを考えたら今のボクにピッタリな本を見つけました。
    これがきっかけです。

    Q.実際に読んだ感想は?
    この本の肝は、「自分が勝てる環境で勝負すること。そのためにはいつでも動けるフットワークの軽さがなによりも大事だ」ということが熱く語られていました、
    まさに今の自分に足りなかったことでした。

    環境を変えなかったら、発想も友人も行動も限られます。
    その場所で生きてけることがわかったら人は手を抜きます。
    「生きれればいい」という人間の本能にあらがうためには常に環境をアップデートしていくことが大事だと痛感しました。

    何年も何十年も、同じ場所に住み続けるというのは、ただ生きるという観点からいえばいいことなのかもしれませんが、「たった一回の人生」という観点からみれば、なんとつまらないことをしていたのだろうと。いまはそう思います。


    これからは、
    いろんなことを知って、
    いろんな人とつながって、
    いろんな経験をして、
    脳細胞をビンビンに活性化させ続けて、
    刺激的な人生を送ろうと誓いました。

    この何十年間バネの反動は半端ないですよ☆
    これを読んでいるみなさん、今のうちにフォローしといてください★

    【結論】

    *おすすめ
    ・環境を変える勇気を持てない人
    ・環境を変えてやるべきことがわからない人

  • 昔、しばしば0泊3日の東南アジア旅行とか行ってました。JALの上級会員修行でしたが(笑
    金曜の深夜便に乗り込んで、土曜朝には現地のビーチにいる、というのは「やれば何でもできるなぁ」という感覚を生んでくれました。

    さて、本著の言う移動力とは、とにかくフットワークの軽さ。住む場所も自分のキャラも変えることで、選択肢が増え、人生を変えることができるそうです。移動中に考えた方が良質なアウトプットが出るという著者の論には賛成。
    ただ、移動力、とタイトルで言っている割には移動そのものへのリスペクトは特に感じないのです。。
    本著の中には「移動中に価値を生め!」という項があるのですが、つまり移動時間はそのままでは無価値だと言ってる訳で。価値を生む時間の作り方講座の本なら、他に読むべき本がありそうです。
    また、「移動体質を作るアクションプラン」も、最初の数項目以外は移動とは特に関係のない、映画見ろ!というレベルのもの。

    ちなみに、本著を読んでいて、著者が「コンテンツビジネス」で独立したという語で読書が止まりました。検索したら、情報商材やんけ!
    イケハヤ(本著内でも言及あり)ばりの上から目線で主張するスタイルは、敢えて読者を絞ってるんでしょうか。「セミナーに出そうな人」に語りかける感じがたまりません。

    著者の勧めに従って大量の本をインプットして「自分の中身を入れ替え」て、音楽を体系的に聴き、引っ越して、仕事を変えたとして、さて本当に幸せになるんでしょうか。。
    「こうすべき!」までで本著は終わってしまっていて、これだと幸せになるのは鉄道会社とエアラインではと。もう少し考え方や実例なんかを並べたら説得力が増したんじゃないかなぁと感じました。

  • Amazonアンリミテッドで読んだ。とても面白かった。どんどん移動してみたいと思った。以前は賃貸の家に住んで10年間で17回ぐらい引っ越しをしたけれど、家族を持って子供が生まれると家を買ってしまった。まだ子供は小学生だが、自分をアップデートし続けていきたい。年に4回海外旅行するとか回数を決めるのも参考になった。2024年
    今年から一年に一回は、海外旅行するを、まず掲げてやっていきたい。

  • 人生の選択肢を持つことが自分の強みとなる。

  • 人は感情で変わろうと思っても変わらない。行動せよ!といっても行動できない。
    環境を強制的に変えることが、行動を変える一番の近道。
    だから、定住せず、定職につかず、移動しまくろう、という趣旨。
    納得はできるし、そうだよなあ、と思う部分は多いのだけど、移動しまくって具体的にどう変わってどんなメリットがあったのか、その具体例があまりなく……。
    離職や移住という大きなことをやるための一歩を踏み出すための力にはちょっと弱い、というのが個人的な感想です。
    この本を読んで何が変わった変えられたというわけではないけれど、読み物としては面白かった。

  • ビジネス本にありがちな話ではなく
    著者独自の視点での話で!興味深かった。

  • 長倉さんの他の本を読んだ印象は正直、あまり良い印象を持っていなかったが、この本に関してはかなり収穫があった。

  • 全てに共感はできないが、安定安住ではなく移動変化をとりこめというメッセージは共感できる。
    移動がその一つのきっかけ、要素であるという主張はうなずける。
    定住定職により選択肢を大きく固定化されているという話は同意。
    一理正しいが、多々論理の飛躍は見受けられる。強くポジションをとっている点は評価できる。

    メモ
    ・本を読む前には著者名やタイトルを検索して、事前インプットを。
    ・ベストセラーではなくベストセラー作家の読むような本を。本を最後まで読みやすくする
    ・ルーツを知ることで、興味を持ち広く深く理解しやすくなる
    ・人生に重要なのは選択肢を増やすということ

  • とにかく移動した方がよい、というのは感覚的にはわかるのだがエビデンスが乏しく、そうは言っても…という感覚になってしまう。
    起業せよ、というメッセージも同様に感じてしまう。

    とはいえ、どこに移動しても生きていけるだけの能力を持ち合わせる必要はあるわけで、そのような能力を磨いていく必要はある。移動を続けることで強制的に自分を追い込む力はあるのかもしれない。
    企業もなかなかすぐにはとついつい考えてしまうが、副業的に自分のスキルを売るということを真剣に考えてみることも必要だと思わされた。

  • 環境を変えるとそれに適応するために行動するようになる。だからどんどん移動しよう、という内容。引越しは費用もかかるため一概に正しいと言い切れないが、一理あるとは思う

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著者プロフィール

作家・プロデューサー・編集者。1973年、東京生まれ。
学習院大学卒業後、職を転々とした後、28歳の時に出版社に転職し、編集者としてベストセラーを連発。今までに企画・編集した本の累計は1100万部を超える。
独立後は8年間にわたりホノルル、サンフランシスコに拠点を移して活動し、現在はコンテンツのプロデュースやこれらを活用したマーケティング、二拠点生活の経験を活かしたビジネスのオンライン化/テレワーク化のコンサルティング、海外での子育ての経験(とくにギフテッド教育に詳しい)から教育事業などに携わっている。
2015年からは若者に向けたコミュニティ運営も開始。グループコンサルティングや読書会を通じ、知識と経験の重要性を伝えている。
主な著書に『親は100%間違っている』『「絶望の国」でズルく賢く生きのびる』(光文社)、『「やりたいこと」が見つかる時間編集術』(あさ出版)、『超一流の二流をめざせ! 』(サンマーク出版)、『常識の1ミリ先を考える。』(サンクチュアリ出版)、『移動力』『モテる読書術』『GIG WORK』(すばる舎)などがある。

「2022年 『人生は28歳までに決まる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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