- Amazon.co.jp ・電子書籍 (301ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
より速く正確に伝えることだけに特化してきた人にとっては読む価値があると感じた。
本書の特徴は「双方向性」を強く主張していること。読み手を能動的に動かすために、敢えてツッコミどころや問いかけ文を用意している。より速く正確に伝えることを目的としたビジネス文書には不要な文ではないか?と思ったが、人を動かすという観点では一概に不要とも言えないのかなと思う。 -
繰り返し読み込みが必要そうな感じがしました。型を使って内容を作り上げることで、聴く人や読む人に取って分かりやすい文章になるのだと勉強になりました。
-
子供のレポート作成の参考になればと思い読み始めたが、意外と自分の仕事のメールや議事録にも役立つと感じた。
途中、分かり難い部分もあったが、木に例える説明や例文で理解し易くなった。
実践を繰り返して身に着けていきたい。 -
今まで国語の勉強した事ない人は読むべき。
作文には目的と型があり、それを整理して使用しないと伝わらない文章になってしまう。具体的には、2つの目的、4つの主張の型、3つの論理の型など。更に読む人との双方向の会話にするため、断言のための3ステップ、問いかけ・ポジション作り、不要な文章の見分け方等のテクニックがある。直感的に出来る人もいるかもしれないが、普通の人で有ればここまでの作文能力は理解して練習しないとつかない。
筆者も言っているが、
言葉足らずで、または言い方が悪くて、相手に伝わらないこと。対等になれず、独りよがりになって、わかってもらえないこと。 逆に、伝え方を変えることで、あるいはそうしようと努力することで、自分の道が拓けることも、たくさんあると思う。
特に理系の人で、文系の仕事にコンバートされた様な人にオススメする。 -
ある程度文章を書いた経験がある人なら自然と身についている技術が多い(読者もこれくらい知っているだろう、と思い込んで書かない、読者が文章を読んで疑問に思うところをつくる、など)。
-
【3つの気づき】
・主張は「未知のこと」を「短く」言わなければならない。
・文章の型は必ず1つに決めなければならない。
・作文で重要なのは読者との双方向性。
【3つのToDo】
・書き始める前に「最後に何を書くか」を決める。
・書き始める前に「読者にどうなってほしいか」を明確にする。
・主張と読者との距離に応じて文章の構造を決める。 -
本を書くときの参考にします。