ダンジョン飯 7巻 (HARTA COMIX) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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  • "「いや以前魔力酔いした時 幻覚や幻聴があったと言っただろ それがずっと続いてて」
    「ずっと!!?なんで黙ってたの」
    「だってすぐチルチャックが頭の病気とか言って脅すし」
    「いや病気でしょ どんな幻覚なんだ」
    「いやそれが四六時中誰かが何か話しかけてきて
    最初は何を言ってるかわからなくて でも段々声も形もはっきりしてきて
    怖いからずっと見えないふりをしてたんだが」
    『やっぱお前聞こえてたんじゃねーか』
    「今はなんて?」
    「無視を続けたことに腹を立てている……?」"[p.82_84/223ページ]

    「獣が裸になったところで……」の台詞のイヅツミの表情が良い。
    地上のエルフたちや、地下の黄金卿と物語の根本に関わるような展開がじわじわと動いてるのが怖い。
    デルガルの孫がヤアドで、狂乱の魔術師はシスル。
    チルチャックに妻!?娘!?!!?
    ドキドキさせられたあとの最後のオチで思わず笑う。次が楽しみ。

  • 久しぶりの新刊
    カブルーの刺々しさというかいけ好かなさが激減してた
    実力不足認めたのと、エルフの介入によって町と人間に被害が出る前に
    ライオスパーティによってダンジョン攻略を目指す以上、出し抜くとか
    逆恨み(間違いとは言え金品取られて捨てられたのは事実なんだけど)とか
    やってられないしね

    カブルーの生まれと育ちと目的、パーティメンバーはみんな知ってるんだろうか
    ハーピーの卵食べた時のリアクションとか、信頼度からすると話してるのかな
    単に自分たちの実力とモンスターの強さ測り切れてないだけだったのかな
    妙に自信過剰に見えたところが気になる…ライオスたちと合流してからは影薄かったけど

    エルフたちは強者オーラ出てていい感じ
    どうなるかな

    センシの過去
    思ったよりも若いみたいだ
    ミスリルの包丁とかアダマントの盾も、もともとは自分の家のものというわけもなかったのか
    「若者には食わせねば」「馬の名前とその始末のしかた」等、センシのこれまでとちゃんと
    つながってる話、よかった

    しかしライオスは…

  • 炎竜と戦った場所で荷物を回収。マルシルがナマリの服を改造したイシヅミの服がかわいい。羊の木バロメッツに群がるダイアウルフ。地上に帰ったカブルーは西方エルフ,カナリアの船を見つけ即座に島主を訪問,エルフたちの説得を試みる。最初は怪しげに見えたカブルーの経験や目的が少しずつ見えて来る。ライオスは幻覚幻聴だと思っていた存在が実在だと気づき黄金郷へ。そして最深部に囚われる有翼の獅子のところへ向かう。センシの存在に疑問を感じたチャルチャックの決意。センシの過去。ここまできてやっと主要人物の詳細が分かってきた。

  • まとめ買いイッキ読み中。
    マルシルはホント面白いなあ。
    こんなに感情豊かなエルフいないよなあ…
    いや、最近はわりといるか(笑)
    でもそんな中でも群を抜いて感情豊かすぎる。
    長命種でこんなだと、疲れちゃいそうだよな。
    そしてセンシの辛く悲しい過去。
    イかれてるライオスだけど、そのイかれっぷりに救われたな。
    でまあいい話が終わってさあ次へというところでこんなオチ(笑)
    おいおいどうなっちゃうの?

  • イヅツミの話、黄金郷の住人たちの話、センシの過去の話、どれもこれもとても面白かった。そしてそれぞれ雰囲気は異なるけれど、食の重要性を一貫して描いているのが凄いなあと感じた。食べることは生きること。生きることは食べること

  • イヅツミ可愛い
    センシの過去よ、ただの可愛い料理おじさんではなかったか……

  • 迷宮の変化に気付いた西のエルフが来る.説得して穏便な方向に話が進む.

    ライオスが幻覚・幻聴だと思っていたのが実はちゃんとした霊だった.彼につれていかれたのは別世界?狂乱の魔術師が狂うきっかけになったデルガル王の孫がいる場所.そこでは魔物が人を襲わずにのどかに暮らしてる.国の予言ではライオスが狂乱の魔術師を倒し新しい国王になる.最深部に囚われている有翼の獅子が鍵を握る.
    狂乱の魔術師の名前はシスル.元々道化師として城に入り,デルガルの勧めで魔術を学んだ.
    王城を出て迷宮に戻る.センシの過去エピ.ライオスが心を救う.

  • 白エルフ上陸。黄金郷(不死の呪縛)。センシの過去(グリフォンとヒポグリフ)、チェンジリング(きのこ)

  • 好き嫌いは命取り! なんでも食べるのが一流の冒険者だ! 新しく仲間になった猫忍者のイヅツミ。俊敏さを武器に、魔物を撃破していく彼女の弱点…それは偏食!  野菜嫌い! キノコ嫌い! 魚嫌い! そんなことは許されないぞ。なんでも食べて迷宮の踏破を目指せ! 描き下ろし漫画「モンスターよもやま話」も収録。ファンタジー巨編、待望の第7巻。
    (2019年)
    — 目次 —
    #43 アイスゴーレム
    #44 バロメッツ
    #45 卵
    #46 黄金郷
    #47 グリフィン
    #48 使い魔
    #49 グリフィンのスープ
    モンスターよもやま話7

  • 新たな仲間イヅツミもまた、魔物を食べるのに抵抗があった。いや、それが普通だろう、たぶん。
    西方エルフが島の制圧に乗り出す。これに対し、カブルーはエルフ単独ではなく、自分たちも同行することを承諾させる。
    以前からライオスに見えていたゴーストの正体が判明する。
    さらにセンシの過去についても明らかになる。
    能天気のライオスなのだが、意外とよく観察しているところがあったりして、ときどきハッとさせられる。なんとも味わい深い。

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著者プロフィール

pixivやコミティアで活動し、2011年、短編集『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』でデビュー。13年『ひきだしにテラリウム』で、第17回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。14年より「ハルタ」にて連載開始した『ダンジョン飯』は、「2015年度コミックナタリー大賞」「このマンガがすごい!2016」オトコ編、「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」「全国書店員が選んだマンガランキング2016」と数々の賞で1位を獲得した。

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