- Amazon.co.jp ・電子書籍 (223ページ)
感想・レビュー・書評
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"「いや以前魔力酔いした時 幻覚や幻聴があったと言っただろ それがずっと続いてて」
「ずっと!!?なんで黙ってたの」
「だってすぐチルチャックが頭の病気とか言って脅すし」
「いや病気でしょ どんな幻覚なんだ」
「いやそれが四六時中誰かが何か話しかけてきて
最初は何を言ってるかわからなくて でも段々声も形もはっきりしてきて
怖いからずっと見えないふりをしてたんだが」
『やっぱお前聞こえてたんじゃねーか』
「今はなんて?」
「無視を続けたことに腹を立てている……?」"[p.82_84/223ページ]
「獣が裸になったところで……」の台詞のイヅツミの表情が良い。
地上のエルフたちや、地下の黄金卿と物語の根本に関わるような展開がじわじわと動いてるのが怖い。
デルガルの孫がヤアドで、狂乱の魔術師はシスル。
チルチャックに妻!?娘!?!!?
ドキドキさせられたあとの最後のオチで思わず笑う。次が楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりの新刊
カブルーの刺々しさというかいけ好かなさが激減してた
実力不足認めたのと、エルフの介入によって町と人間に被害が出る前に
ライオスパーティによってダンジョン攻略を目指す以上、出し抜くとか
逆恨み(間違いとは言え金品取られて捨てられたのは事実なんだけど)とか
やってられないしね
カブルーの生まれと育ちと目的、パーティメンバーはみんな知ってるんだろうか
ハーピーの卵食べた時のリアクションとか、信頼度からすると話してるのかな
単に自分たちの実力とモンスターの強さ測り切れてないだけだったのかな
妙に自信過剰に見えたところが気になる…ライオスたちと合流してからは影薄かったけど
エルフたちは強者オーラ出てていい感じ
どうなるかな
センシの過去
思ったよりも若いみたいだ
ミスリルの包丁とかアダマントの盾も、もともとは自分の家のものというわけもなかったのか
「若者には食わせねば」「馬の名前とその始末のしかた」等、センシのこれまでとちゃんと
つながってる話、よかった
しかしライオスは… -
イヅツミの話、黄金郷の住人たちの話、センシの過去の話、どれもこれもとても面白かった。そしてそれぞれ雰囲気は異なるけれど、食の重要性を一貫して描いているのが凄いなあと感じた。食べることは生きること。生きることは食べること
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イヅツミ可愛い
センシの過去よ、ただの可愛い料理おじさんではなかったか…… -
白エルフ上陸。黄金郷(不死の呪縛)。センシの過去(グリフォンとヒポグリフ)、チェンジリング(きのこ)
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好き嫌いは命取り! なんでも食べるのが一流の冒険者だ! 新しく仲間になった猫忍者のイヅツミ。俊敏さを武器に、魔物を撃破していく彼女の弱点…それは偏食! 野菜嫌い! キノコ嫌い! 魚嫌い! そんなことは許されないぞ。なんでも食べて迷宮の踏破を目指せ! 描き下ろし漫画「モンスターよもやま話」も収録。ファンタジー巨編、待望の第7巻。
(2019年)
— 目次 —
#43 アイスゴーレム
#44 バロメッツ
#45 卵
#46 黄金郷
#47 グリフィン
#48 使い魔
#49 グリフィンのスープ
モンスターよもやま話7