映画感想。
硬派と軟派どっちつかずの中途半端な印象。悪い意味で緊張感がない。どちらかといえばもっと硬派にしてほしかった。
一番違和感を感じたのは、敵の捕虜との対峙シーンを美談にさせようとする演出。現実世界では心身共に傷ついて泣いている人々の報道が毎日のように流れているのに、それよりもこの力を持つ者のパフォーマンス(に思えてしまった)のほうが心を動かされるのか?
戦闘シーンにしてもそんなに上手くいくのかな、というのが率直な感想。首相の葛藤が自然で良かったかな…佐藤浩市さんが嫌味がなくて好演技してた。