実験思考 世の中、すべては実験 (NewsPicks Book) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (140ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 面白い…。
    とりあえず、電子版0円で読み上げました。

    さーて、いくら払おうか。
    https://jikken-shiko.com/QR/

    …とはいえ、「0円=感想を送る」にしようかなと思ったりしている。
    中(電子版88%くらいのところ)に『ぼくは今後、どんどん「思考停止」の時代になっていくと考えています。よって、「どれだけ思考停止させたまま、サービスを提供できるか」というのはすごく意識しています。いわば「人間がゾンビみたいになる」ということです。確実にそうなります。…』という一文があって、たしかに…、ととても共感する予測ではあるのだけど、それと同時になんかとても胸糞悪さも覚えて、天の邪鬼な気分。
    この気分の正体が腑に落ちたときにいくらか払えるか?と感じたりするのでそう感想を送ろうかな、と。

    追記(2019/06/03)-------
    「気分の正体」がわかった。
    わかって思うことはやっぱり「0円=感想を送る」やな、である。その気分の正体がわかったのは、昨今話題?の「MMT(現代貨幣論)※」を知ったのがきっかけだった。まったくもって目からウロコどころではない、経済に関して本当に天動説と地動説くらいの勘違いをしていたということを知り、上記の「胸糞悪さ」の正体がわかったのである。
    今のままで進む世の中において彼の予測はたぶん当たる。いや、たぶんではなく間違いなく当たると私ですら思う。しかしそれをそのまま良しとして(あるいは利用して?)金を稼ぎます!と宣言しているも同然の物言いに胸糞悪さを覚えたんだな、と気づいた。
    世の中の大勢(大衆?)が便利に利用するサービスを作り出したいと一見役に立つ「公共サービス」の創造に貢献しているように見えるが、そうじゃなくて、やっぱり単純に稼ぎたい、お金持ちになりたい、と言ってるのと同じやと感じたのだな。
    決して儲けることやお金持ちになりたいと思うことが「悪」と思っているわけではない。
    ただ私は「公共の益(国富?)」というのは、「思考停止」の「ゾンビ」を大量に作り出して(彼が作り出すわけではないが)その上に乗っかることとは違うやろ、と感じたということだ。

    で?
    こういう気づきも含めて、非常に面白い波紋を広げる1冊であるのは確かで、やっぱり★4つに戻した。ただし、本代は払わない。彼が今後起こすサービスでとても良いと共感を覚えたものを利用するという形で支払いたいと思う。

    ※MMTのわかりやすい解説: https://bit.ly/2WOMvZH

  • また新たなビジネス鬼才が一人。キンドル版は無料で紙版は原価のみの390円。しかし任意で選んだ金額を支払えるサイトhttps://jikken-shiko.com/QR/の売上は1億円近い(19/06/16現在)一人あたり4.5万円なので高額メニューが売れているのか、なにかの不具合か、その中身を知っていることが、まさに著者の実験。ビジネスマンはもちろん、そうでない人も世捨て人以外は必読。

  • お金は後払い。読者が本の価値を決める、新しい実験で有名になった書籍。内容は、実験思考について体系的にまとめたレポートではなく、自身がやってきたことを書き連ねた自叙伝やブログであるように感じた。

    実験思考を実践するための考え方やコツなどは少なく、著者がこれまでやってきたアイデア、これからやってみたいアイデアが書かれている。読者に対して、どういう情報を与えたいのか、どのような行動を促したいのかが不明瞭で、価値が見出しにくい。

    支払いサイトを見ると、本の価値とは無関係なものが含まれていて、騙された気がした。SNSをフォローできる権利から新規事業まであり、著者個人のためのクラウドファウンディングという印象を持った。
    https://jikken-shiko.com/QR/

    著者自身のブログとして読むのであれば面白いが、実験思考や何か新しい気付きを求めている人には、おすすめできない。

  • 常識にとらわれずゼロベースで考えてみると、「こうしたらどうなるんだろう」とか「もっとこうした方がいいのでは」という発想がたくさん生まれてくる。
    それらをビジネスの場で実験してみようという考え方が実験思考
    実験の結果が全てうまくいくとは限らないが、失敗しても新しい気づきや経験が得られる

    この本の販売方法自体も、電子版は無料で売って後から希望額を送るという形をとっており、実験的な取り組み

    先の見えない時代は不安に思えるかもしれないが、実験思考の人にとってはこれほど面白い時代はない

  • 実験思考
    ○あらすじ
    話題のアプリ CASHやトラベルナウなど斬新なアプリの開発者である天才起業家の頭の中
    ●教訓、
    ・世の中を「実験思考」でビジネスすると面白い
    ・失敗も、貴重なデータという資産なので失敗ではない
    ・不便な事、面倒な事はアイディアの宝庫
    ・お金は有意義に使えば使う程増える

  • 時代の変化を肌で感じた。

  • 事業のネタとして

  • 「写真を撮れば即現金になる」という、ぶっ飛んだアプリ「CASH」。
    その製作者の光本氏が書いた、アイディアの生み出し方について書かれた本。

    本人が言うところの、「狂った」サービスを作り出す方法とは?


    本書には、氏の考える様々なビジネスアイディアが登場する。

    なるほど、確かにどれも斬新で面白い。

    しかしよく見ると、考えもつかなかったような突飛な発想というものは少ない。
    むしろ「言われてみれば確かに」「なんでこれに気づかなかったんだろう」と思うものが多いだろう。

    つまり新しいアイディアとは、誰もたどり着かないような領域にあるのではない。
    むしろ日常の中にこそ隠れている。

    例えば本書では、「病院に行ったら待ち時間が長くて嫌だった」ということが例にあげられている。

    多くの人は、それは仕方がないこととして諦めている。
    しかしそれを「何とかしたい」と思えば、それがイノベーションにつながり、ひいては世の中を変えることにつながっていく。

    「違和感をスルーするな」とは、本人の弁。
    「なぜこうなってるんだろう」「こうすればもっと便利になるのに」とトコトンまで考えぬくことで、新たなサービスが見えてくる。

    まさに至言であろう。


    ちなみにこの本、なんと驚きの「自由価格」である。

    販売価格は流通に最低限必要な金額だけで(よって電子書籍版は0円!)、あとは読者が勝手に決めて振り込んでね、というものだ。

    似たようなことは、誰しも一度は考えたことがあるかもしれない。
    しかしそれをこの規模で、ここまで堂々とやってしまうのは光本氏だけだろう。

    馬鹿なことをしている、と思う人がいるかもしれない。
    しかし大損しても構わないのだ。なぜならこれは、商売ではなく実験だから。

    まさに実験思考だ。
    実に面白い。

  • 固定観念を取っぱらい、常識を一旦全部脇に置いて、そもそも何でだっけと考える/日本の車は24時間のうち97%動いていない/みんな手数料をかけても早く現金が欲しい/人を疑う行為をなくしたら相当なコストがセーブできる/こうなったら便利なのに、こうした方がいいのにというのをメモに書いていく。/サービスは見せ方も大事/説明書が以来ところまで簡略化する/どれだけ思考停止させたままサービスを提供できるか/といったあたりが興味深かったところ。

  • 2019年5月④

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著者プロフィール

光本勇介(みつもと ゆうすけ)
株式会社バンク 代表取締役兼CEO。2004年青山学院大学卒業後、オグルヴィ・アンド・メイザージャパン入社。2008年ブラケット(現ストアーズ・ドット・ジェーピー)を設立し、代表取締役兼CEO就任。2013年ブラケットをスタートトゥデイ(現ZOZO)に売却。2016年MBOを実施し、ブラケット取締役会長に就任。2017年バンクを設立し、代表取締役兼CEO就任。2017年「CASH」をリリース、その後DMM.comへ全株式を売却。2018年MBOを実施。2019年5月9日、『実験思考』を刊行。同書は、紙版は原価390円、電子版は当初0円、購入後の読者が値段を決めて支払いする形態をとることが話題になっている。

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